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オースティン・バトラー×ジョディ・カマー×トム・ハーディ! ジェフ・ニコルズ監督作「ザ・バイクライダーズ」11月29日公開

映画.com 2024年8月5日 12時0分

 オースティン・バトラー(「エルヴィス」)、ジョディ・カマー(「最後の決闘裁判」)、トム・ハーディ(「ヴェノム」)が共演した「ザ・バイクライダーズ(原題)」が、「ザ・バイクライダーズ」の邦題で、11月29日に公開されることが決定。「テイク・シェルター」「ラビング 愛という名前のふたり」のジェフ・ニコルズが監督・脚本を務め、1960年代の米シカゴに実在した、伝説的なモーターサイクルクラブにインスパイアされた物語を紡ぐ。

 1965年のシカゴで暮らすキャシー(カマー)は、不良とは無縁の生活を送っていたが、出会いから5週間で、喧嘩っ早くて無口なバイク乗りのベニー(バトラー)と結婚を決める。地元の荒くれ者たちを仕切るジョニー(ハーディ)の側近でありながら、群れを嫌い、狂気的な一面を持つベニーの存在は、異彩を放っていた。バイカーが集まるジョニーの一味は、やがて「ヴァンダルズ」という名のモーターサイクルクラブへと発展するが、クラブの噂は瞬く間に広がり、各所に支部が立ち上がるほど急激な拡大を遂げていく。

 その結果、クラブ内は治安悪化に陥り、敵対クラブとの抗争が勃発。ジョニーは、自分が立ち上げたクラブがコントロール不能な状態であることに苦悩していた。一方、バイクと暴力に明け暮れるベニーの危うさにキャシーは不安を抱え、ベニーは自分を束縛しようとするキャシーとの将来に葛藤していた。ある日、暴走が止まらないヴァンダルズで、最悪の事件が発生。インタビュー形式で、伝説的モーターサイクルクラブの栄枯盛衰が綴られる。

 本作は、米写真家ダニー・ライオンが、実在したバイク集団「Outlaws Motorcycle Club」(アウトローズ・モータサイクル・クラブ)の日常を描写したファースト写真集「The Bikeriders」(68年初版)にインスパイアされている。バトラー、カマー、ハーディに加え、ヴァンダルズのメンバー・ジプコ役にマイケル・シャノン(「ザ・フラッシュ」)、ヴァンダルズを取材する写真家ダニー役にマイク・ファイスト(「チャレンジャーズ」)、放浪のバイカーであるソニー役にノーマン・リーダス(「ウォーキング・デッド」シリーズ)を配した。

 あわせて披露された場面写真には、運命的な恋に落ちたキャシーとベニーの激しくも甘いタンデム(ふたり乗り)の時間を活写。カリスマ的リーダーであるジョニーの姿や、ヴァンダルズの紋章が刻まれた革ジャンを着用し、バイクに腰かけるベニーのバックショットなど、いずれも刹那的に生きたキャラクターたちの“痛くて青い時間”を切り取っている。

 「ザ・バイクライダーズ」は、11月29日から東京のTOHOシネマズ シャンテ、渋谷パルコ8F ホワイト シネクイントほか全国公開。

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