現在開催中のパリ五輪の閉会式で、「ミッション：インポッシブル8（原題）」の撮影でフランスに滞在中のトム・クルーズがハイライトを飾ることがわかった。
米バラエティに対して、五輪組織委員会に近い関係者が認めたという。2028年大会の旗を次回開催地のロサンゼルスに譲る予定だ。なお、「Sortir a Paris」では、クルーズが大きな国旗を掲げたオートバイに乗って凱旋門を出発し、シャンゼリゼ通りを走行する姿を今年5月に報じていた。
クルーズは、フランスの権威あるレジオン・ドヌール勲章のナイトに叙勲されたばかり。五輪開会式に出席していたほか、女子体操や水泳の観戦に訪れたことが話題になっていた。
パリ最大のスタジアム、スタッド・ド・フランスで行われる「レコーズ」と題された閉会式は、開会式と同じくトマ・ジョリーがアーティスティック・ディレクターを務める。
開会式ではギリシャ神話の酒の神ディオニュソスに扮した歌手をフィーチャーしたパフォーマンスが物議をかもしたが、閉会式でも古代ギリシャにさかのぼるとされるオリンピックの歴史の節目を描くとのことで、主催者は「観客を過去と未来の両方を巡る時間の旅へと誘う」と述べている。
歌手セリーヌ・ディオンの感動のカムバックをはじめ、レディー・ガガのキャバレー風ミュージカル・アクトが興奮を巻き起こした開会式。クルーズがどのようなフィナーレを彩るのか大注目だ。