Netflixが、ザック・スナイダー監督によるゾンビ映画「アーミー・オブ・ザ・デッド」の続編とそのアニメシリーズの製作を中止したことがわかった。米Wrapのインタビューでスナイダー監督が認めた。
「アーミー・オブ・ザ・デッド」は、ゾンビが大量発生した米ラスベガスを舞台にカジノ強盗を試みる傭兵集団を描くゾンビアクション映画で、デイブ・バウティスタ、真田広之、エラ・パーネル、マティアス・シュバイクホファーらが共演。2021年5月の配信開始から28日間で7500万世帯が視聴しNetflixの視聴回数ランキングでトップとなり、同年10月にはスピンオフ「アーミー・オブ・シーブズ」も配信された。Netflixは「アーミー・オブ・ザ・デッド」の続編とアニメシリーズの企画をキャンセルした理由について、特に発表していない。
なお、スナイダー監督は昨年末にNetflixで配信した「REBEL MOON パート1 炎の子」(ソフィア・ブテラ主演)も3日間で2390万回の視聴回数を記録するヒットとなったが、作品の出来映えについては批評家から酷評された。「REBEL MOON」は銀河を舞台に自由を取り戻そうとする戦士7人が巨大帝国マザー・ワールドと戦うファンタジーで、後編「REBEL MOON パート2 傷跡を刻む者」、またパート1&2のディレクターズカット版も現在Netflixで配信中だ。