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堀田真由、仁村紗和、畑芽育、長濱ねるが四姉妹役 令和ニッポンが舞台の「若草物語」10月放送スタート

映画.com 2024年8月12日 5時0分

 堀田真由が、10月に放送開始される日本テレビ系新日曜ドラマ「若草物語恋する姉妹と恋せぬ私」(毎週日曜午後10時30分~)に主演することがわかった。仁村紗和、畑芽育、長濱ねるが姉妹役で共演する。

 本作は、アメリカの作家ルイーザ・メイ・オルコットが手がけた大ベストセラー「若草物語」が原案にした社会派シスターフッドコメディー。舞台を現代の日本に置き換え、ストーリーの中心となる四姉妹を堀田(次女)、仁村(長女)、畑(四女)、長濱(三女)が演じる。脚本は松島瑠璃子、演出は猪股隆一と瀬野尾一が担当する。

 本作で日テレドラマ初主演を飾る堀田は、NHK連続テレビ小説「わろてんか」(17)で注目を浴び、2023年には「大奥」(NHK)、「風間公親 教場0」(CX)、「CODE 願いの代償」(YTV)など1年間でドラマ8本、映画5本に出演し、「2024年エランドール賞」新人賞と「第45回ヨコハマ映画祭」最優秀新人賞に選出された。

 今作で演じるのは、勝気で口が達者な町田家の次女・町田涼(まちだ・りょう)役。「恋も結婚もしない! 一生姉妹で暮らしたい!」と願う涼は、脚本家を目指してテレビドラマの世界に飛び込むも、ある理由から筆を折り、現在はドラマ制作会社の助監督として慌ただしい日々を送っている。

 仁村は、しっかり者の長女・町田恵(まちだ・めぐみ)役。結婚願望が強めの恵は、ハローワークの非正規職員として肩身の狭い思いをして働きながら、ひそかに職場恋愛中。しかし恋人からは結婚をはぐらかされ、モヤモヤを募らせる日々を送っている。

 畑は、明るく甘え上手な末っ子・町田芽(まちだ・めい)役。ファッションデザイナーを夢見て服飾専門学校で腕を磨く芽は、恋愛面ではしたたか。エリート大学生と順調に交際を続けるも、ある一人の“ワケあり沼オトコ”との急接近を機に、恋と夢のはざまで大きく揺れ動く。

 長濱は、おっとりとした心優しい三女・町田衿(まちだ・えり)役。役者志望の衿は、脚本家を目指す涼にとっての一番の理解者でもあり、特別な絆で結ばれたソウルメイト。しかしそんな衿には、姉妹たちに言えないある秘密があった。

 2024年、日本のとある小さな町で一つ屋根の下、たくましく騒がしく生きてきた町田家の四姉妹。ある日、恋愛至上主義の風潮に抗いながら生きる次女・涼(堀田)のもとに、大御所脚本家が書いたドラマの監督を務めるチャンスが巡ってくる。一方、長女・恵(仁村)は堂々巡りの日々からなかなか抜け出せずにいた。さらに、四女・芽(畑)もある“沼オトコ”との出会いを機に、全ての計算が狂い始める。姉妹が暮らす家に三女の衿(長濱)の姿はなく、衿の“不在”によって心にぽっかりと穴が空いた涼の前に、大人の男性になった幼馴染が9年ぶりに姿を現す。仕事、恋愛、結婚、夢、避けては通れない人生の難題にぶつかりながら、それぞれの幸せを模索する四姉妹が描かれる。

 新日曜ドラマ「若草物語 恋する姉妹と恋せぬ私」は、日本テレビで10月から毎週日曜午後10時30分から放送。キャストとプロデューサーの森有紗氏のコメントは以下の通り。

【堀田真由/次女・町田涼(27)】

町田家の次女・町田涼を演じさせていただきます。多くの人々に愛されている「若草物語」のジョーがモデルです。家族の幸せを一番に考え、笑ったり怒ったり、自分の心に素直で愛おしい女性です。脚本のあたたかな言葉に励まされ、彼女の周りを巻き込む大きなパワーからは私も、日常の様々なことに気付き、優先すべき自分の幸せとはなんなのかを教えてもらっています。女性としての幸せや価値観。そして、町田家の姉妹の物語を皆様お楽しみに!

【仁村紗和/長女・町田恵(29)】

町田家の長女・町田恵役の仁村紗和と申します。「若草物語」は私自身もとても大好きな物語なので参加することができてとても嬉しいです。現代の方々にもたくさん共感していただける内容だと思います。幸せの基準は人それぞれ違うし、正解なんてありません。時に傷ついたり悩んだりしながら自分の中の大切なものに気付いていく。自分の夢や幸せ、人生に向き合う四姉妹の物語を見守って頂けると嬉しいです。姉妹仲良くチーム一丸となって観てくださる方々が日曜の夜、良い時間を過ごせますよう頑張ります! お楽しみに!

【畑芽育/四女・町田芽(21)】

町田家の四女・芽役を務めさせていただきます。自分の名前と同じ役名をいただくことはそう滅多にないことなので、台本をいただいた時に運命的なものを感じました。主演である堀田真由さんとは約1年ぶりの共演なのですが、姉妹として作品をご一緒させてもらえるとは想像していなかったのでとても嬉しかったです。堀田さん、仁村さん、長濱さんをはじめとした共演者の皆様、そしてスタッフの皆様方と、これから一緒に作品をつくれることにとてもワクワクしています。日曜日の夜が楽しみになるような、誰かの心に寄り添えるあたたかく愛おしい時間をお届けできるよう、全力で努めます。楽しみにお待ちいただければ幸いです!

【長濱ねる/三女・町田衿(26)】

初めてお会いしたときから、キャスト、スタッフ、皆さんの柔らかな空気と温かいお人柄のおかげで、四姉妹としてこのドラマを作っていくことへの高揚と安心感を覚えました。昔から大好きな「若草物語」という作品を、今の時代に改めて皆さんに届けられるという意義をしっかり考え、撮影期間を過ごしていきたいです。すでに楽しい日々になりそうな予感がしています!ぜひ皆様もワクワクしてお待ちいただけますと幸いです。

【プロデューサー:森有紗氏】

初めて「若草物語」を読んだ幼子の頃、私は次女のジョーに恋をしました。いつかジョーみたいになりたい――焦がれるような想いを抱いて早二十数年。すっかり大人になったある日、ジョーのモデルでもある著者、ルイーザ・メイ・オルコットの日記に触れ、彼女に対する憧れと親しみはますます膨れ上がっていったのです。

こうして昨年の初夏、とある別ドラマの撮影中、現場見学に来ていた脚本の松島瑠璃子さんに、「もしジョーが、あの四姉妹が、私たちの近くにいたら…?」という何気ない着想を話したことから、ふわふわとしたアイデアが少しずつ形になり、いつの間にやら季節は一周し……今に至ります。

ジョーを敬愛する“同志”でもある松島さん、包容力溢れる監督陣、そして、堀田真由さん、仁村紗和さん、畑芽育さん、長濱ねるさんという、これ以上ないほどに愛らしくも頼もしいキャストの皆さまにお集まりいただき、私自身が誰よりも一番小躍りしています。
彼女たちが魂を吹き込む四姉妹が、一人でも多くの方に愛していただけますように。そして願わくば、このドラマが誰かの心を少しでも明るく照らしてくれたら、これ以上の喜びはありません。

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