大ヒットシリーズ「アバター」の第3作の正式タイトルが「アバター ファイア・アンド・アッシュ（原題）」に決定した。ジェームズ・キャメロン監督が8月9日、米カリフォルニア州アナハイムで開催されたディズニーのファンイベント「D23エキスポ」で発表した。
キャメロン監督は主演のゾーイ・サルダナ、サム・ワーシントンとともに登壇。新作の概要を語るとともに、複数のコンセプトアートを初公開した。ネイティリ（サルダナ）がバンシーと呼ばれる空飛ぶ生物に乗る姿や、巨大な飛行船のような物体、さらに新たなナヴィ族「アッシュ・ピープル」の姿が披露された。
キャメロン監督は新作について、「これまで見たことのないパンドラの姿を目にすることになる」と明言。「私たちが知り、愛するキャラクターたちにとって、本当に挑戦的な領域に踏み込むことになる」
新キャラクターに関しても言及があり、「特に一人のキャラクターを皆さんは愛することになる。あるいは憎むことになるかもしれない」と、新たなヴィランの登場を匂わせた。
第2作「ウェイ・オブ・ウォーター」と「ファイア・アンド・アッシュ（原題）」の脚本は、どちらもキャメロン監督、リック・ジャッファ、アマンダ・シルバーが共同で執筆。もともとは1本の映画として構想されていたが、執筆過程で2部に分割することを決めたと明かされた。
「アバター ファイア・アンド・アッシュ（原題）」は2025年12月19日に全米公開予定。