ジェームズ・ワンのアトミック・モンスターとジェイソン・ブラムのブラムハウスによる製作で、暴走するAI人形の恐怖を描いたユニバーサルの「M3GAN ミーガン」のスピンオフ映画「SOULM8TE（原題）」で、「死霊のはらわた ライジング」のリリー・サリバンが主演を務めることが決定した。米Deadlineが第一報を報じた。
最近妻を亡くした男性が、その喪失感に対処するために人工知能搭載のゴージャスなアンドロイドを手に入れるが、無害なロボットを破壊的なソウルメイトに変えてしまうという物語。サリバンは、アンドロイド役を演じる。
同作は、「M3GAN ミーガン」の世界観の一部ではあるが、情報筋によると、オリジナル版よりもかなりきわどい内容だという。1990年代のドメスティック・スリラーの伝統を受け継ぎながらも、現代的なテクノロジーによるひねりが加えられるようだ。
ラファエル・ジョーダン、ジェームズ・ワン、イングリッド・ビスによる原案をもとにジョーダンが脚本を執筆。「ユー・アー・ノット・マイ・マザー」のケイト・ドーラン監督が、脚本の改稿を手掛けたうえでメガホンをとる。「M3GAN ミーガン」同様、ワンとブラムがプロデュース。アトミック・モンスターのビス、マイケル・クリアとジャドソン・スコットが製作総指揮に名を連ねる。
主演に抜てきされたサリバンは、サム・ライミがプロデュースした「死霊のはらわた」シリーズ第5弾「死霊のはらわた ライジング」で、悪魔の霊から甥と姪を守ろうとする叔母ベスを演じて脚光を浴びた。そのほかの出演作にマット・ベズリー監督のSFスリラー「Monolith（原題）」やグレッグ・マクリーン監督の「Jungle（原題）」等がある。