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令和ニッポン版「若草物語」堀田真由の幼馴染役は一ノ瀬颯 ジョーとローリーがモデルの2人が迎える結末は?

映画.com 2024年8月20日 6時0分

 一ノ瀬颯が、堀田真由が主演する10月期の日本テレビ系新日曜ドラマ「若草物語 恋する姉妹と恋せぬ私」(毎週日曜午後10時30分~)に出演することがわかった。堀田扮する主人公・涼の幼馴染・律を演じる。

 本作は、アメリカの作家ルイーザ・メイ・オルコットが手がけた大ベストセラー「若草物語」が原案にした社会派シスターフッドコメディー。舞台を現代の日本に置き換え、ストーリーの中心となる町田家の四姉妹を堀田(次女・涼)、仁村紗和(長女・恵)、畑芽育(四女・芽)、長濱ねる(三女・衿)が演じる。脚本は松島瑠璃子、演出は猪股隆一と瀬野尾一が担当する。

 一ノ瀬が演じる行城律(ゆきしろ・りつ)は、四姉妹の次女・涼(堀田)の20年来の幼馴染。早くに両親を亡くし、ホテル経営者である祖父のもとで育った律は、新聞社の文化部で記者として働いているという役どころだ。涼にとって律は、性別の垣根を越えた“唯一無二の親友”。一方、律にとって涼は、幼い頃からひそかに想いを寄せる“好きな人”。高校時代のある出来事をきっかけに、一度は彼女への想いを断ち切ろうとした律だったが、ひょんなことから運命的な再会を果たす。

 一ノ瀬は、「騎士竜戦隊リュウソウジャー」(19・テレビ朝日)で俳優デビューして以来、数多くの作品に出演し、2021年からは「王様のブランチ」にもレギュラー出演するなど活躍の幅を広げている。11月1日には映画「十一人の賊軍」の公開も控えている。一ノ瀬は、「幼少期より馴染みのあった『若草物語』の世界に、“行城律”として生きられることを、心から光栄に思います!」と喜びを語り、「原案小説の骨子を継承しつつも、現代にぴったりとマッチする物語、かつ登場するキャラクターも多種多様なので、あらゆる方に楽しんでいただける作品になると確信しています」と自信をにじませた。

 プロデューサーの森有紗氏は、「時代は移り変わり、人々の価値観も多様化していく中、ジョーとローリーそれぞれをモデルにした涼と律はどのような結末を迎えるのか…?」「“涼と律ならではのハッピーエンド”を見届けていただけると嬉しいです」とコメントを寄せた。

 新日曜ドラマ「若草物語 恋する姉妹と恋せぬ私」は、日本テレビで10月から毎週日曜午後10時30分から放送。一ノ瀬と森プロデューサーのコメントは以下の通り。

【一ノ瀬颯】

幼少期より馴染みのあった「若草物語」の世界に、“行城律”として生きられることを、心から光栄に思います!
原案小説の骨子を継承しつつも、現代にぴったりとマッチする物語、かつ登場するキャラクターも多種多様なので、あらゆる方に楽しんでいただける作品になると確信しています。
活気溢れるキャストとスタッフで、令和版「若草物語」を作り上げていくのがとても楽しみです。
シーンによって変わるテンポ感や空気感、堀田真由さん演じる涼と律の関係性にもぜひご注目ください!

【プロデューサー: 森有紗氏】

私自身が原案小説「若草物語」の中で特に好きなところが、四姉妹の次女・ジョーと、その幼馴染・ローリーの唯一無二の関係性。少女向けの物語の世界では、「シンデレラ」しかり「白雪姫」しかり、古くからヒロインと素敵な男性が結ばれる結末が王道であり鉄板。しかし小説「若草物語」の著者であるルイーザ・メイ・オルコットは、およそ150年前、自身の日記の中で、「ジョーとローリーを結婚させたりはしない」とはっきりと記しています。

時代は移り変わり、人々の価値観も多様化していく中、ジョーとローリーそれぞれをモデルにした涼と律はどのような結末を迎えるのか…? 原案小説のローリーのイメージにもぴったり合う一ノ瀬さんが律を演じてくださることになり、私自身心強くもあり、うきうきと胸躍るような気持ちです。是非皆さまにも、“涼と律ならではのハッピーエンド”を見届けていただけると嬉しいです。

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