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「シックス・センス」天才子役、ハリウッドから撤退の真相を語る

映画.com 2024年8月20日 19時0分

 ハーレイ・ジョエル・オスメントといえば、1999年の「シックス・センス」で世界を驚かせた天才子役として知られている。わずか11歳にしてアカデミー賞助演男優賞にノミネートされた彼は、その後「ペイ・フォワード 可能の王国」(00)、「A.I.」(01)にも出演したが、その後、表舞台から消えている。現在、オスメントは36歳。個性派俳優として再び脚光を浴びている彼が、米E!の取材でキャリアを振り返っている。

 「両親はいつも『楽しくなくなったらいつでも辞めていいよ』と言っていたんだ」とオスメント。

「大学に行く年齢になったとき、演劇を学び、この仕事を一生の仕事にしたいのかじっくり考える機会を得ることになった」

 2006年、ニューヨーク大学芸術学部に入学したオスメントは、映画の都ロサンゼルスを離れる決断を下した。

 「当時のロサンゼルスは、セレブリティに関してかなり緊張感のある時期だった。特定のセレブに対して、非常に執拗で攻撃的なタブロイド報道があった。あの時期にロサンゼルスに住んでいなくて本当に良かったと思う」

 ニューヨークでの約15年間、オスメントは俳優業を続けながらも、メディアの注目から離れてきた。その間、俳優としてキャリアを続けるかどうか、何度も自問したという。

 「いつも答えはイエスだった」とオスメントは振り返る。

「安定がないことや、3~6カ月先の計画を立てることができない難しさはあるけど、いまでも心から楽しんでいる」

 現在では個性派俳優として活躍している。最新作「ブリンク・トワイス(原題)」ではチャニング・テイタムと共演。さらに、Netflixの人気シリーズ「ウェンズデー」のシーズン2にも出演予定だ。

 「ティム・バートン監督と仕事ができて夢のようだよ」

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