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横浜流星×藤井道人監督「正体」に前田公輝、松重豊ら豪華キャスト13人が参加

映画.com 2024年8月21日 12時0分

 横浜流星と藤井道人監督が再タッグを組んだ「正体」の共演キャスト13人が発表された。「余命10年」に出演した松重豊、原日出子ら、過去の藤井監督作品を支えてきた実力派と、前田公輝をはじめとする若手俳優陣が、横浜が扮する5つの顔を持つ指名手配犯、主人公・鏑木慶一の運命をゆさぶる。

 原作は、染井為人氏による同名小説。横浜が演じるのは、日本中を震撼させた殺人事件の容疑者として逮捕され、死刑判決を受けるも脱走する指名手配犯の鏑木慶一役。姿を変えながら日本各地を潜伏して逃亡を続ける鏑木と出会うメインキャラクターを吉岡里帆、森本慎太郎、山田杏奈が演じ、鏑木を追う刑事役で山田孝之が出演する。

 沙耶香(吉岡)は東京でフリーライターをしている鏑木が家がないところを助け、一緒に暮らすうちに指名手配犯だと気づくが彼の無実を信じる。和也(森本)は大阪の日雇い労働者として共に働く鏑木と親しくなるが、犯人ではないかと疑う。舞(山田杏奈)は長野の介護施設で働く鏑木と出会い恋心を抱く。刑事の又貫(山田孝之)は、潜伏しながら各地に出没し日本を縦断していく鏑木を追う。4人が出会った鏑木は、それぞれまったく違う姿をしていた。

 このほど発表された新キャストととして、主人公・鏑木を執拗に追う刑事の又貫(山田孝之)の上司である警視庁の刑事部長を松重豊、又貫の部下の刑事を前田公輝。一家殺人事件の遺族を原日出子、その妹を西田尚美が演じる。

 さらに、鏑木の過去を知る養護施設の園長を木野花、事件の鍵を握る謎の男を山中崇が演じる。また、鏑木が日雇い労働者として働く大阪の建設現場のパワハラ社員を駿河太郎、沙耶香(吉岡里帆)の父親を田中哲司、東京で鏑木がライターとして働く会社の上司でネットニュースの記者を宇野祥平、長野で鏑木が働く水産加工工場の社長を遠藤雄弥が演じるほか、田島亮、宮﨑優、森田甘路らの出演も明らかになった。若手からベテラン俳優まで実力派が揃った。

 「正体」は11月29日から全国公開。

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