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反町隆史×杉野遥亮、初共演でバディに! 人情深い昭和刑事×クールな令和刑事が未解決事件に挑むドラマ「オクラ」10月8日スタート

映画.com 2024年8月22日 5時0分

 反町隆史と杉野遥亮が初共演でダブル主演を務め、人情深い昭和刑事とクールな令和刑事の凸凹バディが“お蔵入り”寸前の未解決事件に挑むドラマ「オクラ」がフジテレビ系で、10月8日にスタートすることがわかった。本作で、フジ制作の“火9ドラマ”が、「ゴーストライター」(2015)以来9年ぶりに復活する。

 本作の舞台は、実質“お蔵入り”してしまった未解決事件を追う部署、通称“オクラ”。昭和刑事・飛鷹千寿(ひだか・せんじゅ/反町)と令和刑事・不破利己(ふわ・としき/杉野)の“ジェネレーションギャップバディ”が、わずかな手がかりを頼りに、風化寸前となっていた事件の真相に迫るヒューマンミステリエンタテインメントとなっている。時に知的に、時に体当たりで進めていくふたりの捜査で、事件関係者の止まっていた時間が再び動き出す。

 反町は「ワンダフルライフ」(04)以来、約20年ぶりにフジ制作の連続ドラマに主演(※「グッドライフ ありがとう、パパ。さよなら」はカンテレ制作)。杉野は「マウンテンドクター」から2クール連続で、フジ系連ドラ主演を果たした。

 「電車男」「花ざかりの君たちへ イケメン♂パラダイス」「3年A組 今から皆さんは、人質です」などで知られる武藤将吾が、完全オリジナル脚本を担当。フジ系連ドラ作品を手がけるのは、「若者たち2014」以来、約10年ぶりとなる。さらに本作は「踊る大捜査線」、「ナースのお仕事」シリーズ、「救命病棟24時」シリーズなどヒット作を生み出してきた、フジ制作の“火9ドラマ”の復活第1作となる(※なお同枠でのドラマ放送は、カンテレ・共テレ制作の「彼女はキレイだった」以来、約3年ぶり)。

 オクラは、警視庁のエリート部署・捜査一課に属しながら「特命捜査情報管理」と呼ばれ、警視庁内のあらゆる部署から“無能”“荒くれ者”の烙印を押されたはみ出し者たちが集う、掃きだめのような場所。事件の捜査はするものの、過去に起きた事件に関するデータ入力が主な業務のため、他部署からは“刑事の墓場”と揶揄されている。そんなオクラには千寿や利己のほか、元ヤン女性刑事、ギャンブル狂の室長、元公安の主婦刑事、お調子者のハッカー、居眠りばかりしているベテラン刑事ら、ひと癖もふた癖もある強烈なキャラクターが揃っている。個性豊かな面々を演じるキャスト陣は、後日発表される予定だ。

 「オクラ」はフジ系で10月8日から、毎週火曜の午後10時に放送(※初回は15分拡大)。反町と杉野の役どころとコメント、プロデュースを担う足立遼太朗のコメントは、以下の通り。

■反町隆史

(役どころ)飛鷹千寿役
 元警視庁捜査一課強行犯係のエース。洞察力に長け、機転が利く有能な刑事だったが、ある事件がきっかけでオクラに追いやられた。昔は熱血漢だったが、いまは愚痴とボヤキが止まらない。「捜査に行ってくる」と外出しては、喫茶店でお気に入りのパフェを食べながら適度にサボっている。思いやりと人情に溢れた優しい性格の一方で、10年前に起きた警察官連続殺人事件で大切な同僚を失った過去を抱え、その事件は未解決のまま。実はいまも、この事件を追い続けている。

(コメント)
Q.今作への意気込みを教えてください。
「まだ(クランクイン前なので)“飛鷹千寿”という自分の役名も言い慣れていない状況です(笑)。クランクインまでに台本をしっかり読み込みながら徐々に作り上げていきたいなと思っています。なんと言ってもすでに脚本がすごく面白いので、どういう風に我々が芝居をして、監督がどう演出してくれるのかなといまから楽しみでなりません。杉野さんが刑事ドラマ初ということで、刑事の先輩としてひとつだけアドバイスをするならば……。事件に関する説明せりふが意外と難しい。芝居をする……とはまた違った難しさがあるかもしれないので、現場で一緒にお互いのせりふについて調整していければいいなと思っています」

Q.台本を読まれていかがですか?
「まずは展開がスピーディーというのが印象的でした。毎話いろいろな事件に挑んでいくのですが、物語が進むにつれて単に未解決事件を追うだけではなく、後半に向けては違う形のストーリーになっていくので最初から最後まで楽しみにしていただきたいなと思います!」

Q.役どころについて教えて下さい
「千寿と利己は世代間ギャップのあるバディという役どころにはなりますが、目標としているものが一緒だったら最終的に良いドラマが出来上がると思います。そのぶつかり合いも楽しんでいただけたらうれしいですね。僕の役は“THE昭和”な刑事なので、いかにその昭和感を出せるかが肝だと思うので、楽しみながら演じていきたいです」

Q.最近感じたジェネレーションギャップはありますか?
「世代によってのギャップは、音楽が一番色濃く出るのかなと思います。それぞれの世代が青春時代に聞いていた音楽の違いで、何となく世代の違いがわかる。自分の世代は尾崎豊さんが青春の一曲で、あとはやっぱりサザンオールスターズさん。特に若いころ、その瞬間に聞いていた曲が印象的ですね」

■杉野遥亮

(役どころ)不破利己役
 インテリで有能な刑事だが、ある理由でオクラに異動。これまでの未解決事件は全て頭にインプットされている頭脳派。理屈っぽく、人の発言や行動の揚げ足を取りがち。自らの感情は表に出さず、他人の感情には無頓着。タイパ(タイムパフォーマンス)重視で省エネ思考で動くため、千寿からはロボット扱いされているが、実は自らの正義に強いこだわりを持っている。

(コメント)
Q.今作への意気込みを教えてください
「実は刑事ドラマは初めての出演になります。『どう演じていくのだろう』と恐縮しているのと、刑事役は楽しそうだなという期待の気持ちもあったりするのですが……それ以上に脚本がすごく面白いので、自分自身もそれに乗っかって楽しみながら演じていきたいです」

Q.台本を読まれていかがですか?
「重厚な作品だなと思う一方で、登場人物たちの掛け合いのせりふを見ていると面白くなりそうだなという場面もあるんです。クセの強いキャラクターたちとのシーンも楽しみです。第1話から期待できるような場面がたくさんあるので、是非楽しみにしていただきたいです!」

Q.役どころについて教えて下さい
「実際に演じてみないと分からない部分がまだまだありますが、利己の少しシュッとクールな表情や、オクラの部署には慣れていない部分も含めてドラマを通して伝わればいいなと思います。自分自身は一生懸命演じていくだけなので、その気持ちも役に反映していきたいです」

Q.最近感じたジェネレーションギャップは?
「TikTokなどのSNSには疎いかも……。まだ20代なのですがアナログな部分があるので、年上の方とのギャップはあまり感じていないかもしれません。スマホは持ってはいるものの、最低限の連絡と情報検索しかしないのであまり使いこなせていないんです(笑)」

■足立遼太朗(プロデュース)

「これは野菜ではなく刑事モノです。飛鷹千寿(反町隆史さん)と不破利己(杉野遥亮さん)がそろった姿を初めて見た時、真夏の炎天下のなか、すさまじく鳥肌が立ちました。新たな無類のバディが誕生します。相いれない性格で、それぞれ異なる解釈の正義を持つふたりがぶつかり合いながら未解決事件に切り込み、止まっていた時を再び動かしていきます。武藤将吾さんが紡ぐ完全オリジナルストーリー。1話から怒涛の展開になっていきます。復活の火9ドラマ第1弾! ぜひ楽しんで見ていただけるとうれしいです!」

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