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有村架純×坂口健太郎 Netflixシリーズ「さよならのつづき」11月14日配信開始 釜山国際映画祭正式招待も決定

映画.com 2024年8月26日 12時0分

 有村架純と坂口健太郎が主演するNetflixシリーズ「さよならのつづき」が、11月14日より世界独占配信されることが決定し、場面写真5点が披露された。あわせて、第29回釜山国際映画祭・オンスクリーン部門に、日本作品として初めて正式招待されることも発表された。

 本作は、事故で恋人を失った女性とその恋人に命を救われた男が、北海道とハワイを舞台に運命に翻弄される美しくも切ない愛の物語。完全オリジナルストーリーとなり、「8年越しの花嫁 奇跡の実話」「余命10年」の岡田惠和が脚本を手掛ける。監督は、岡田とNHK連続テレビ小説「ひよっこ」でもタッグを組んだ黒崎博が務める。

 有村が演じるのは、傷ついた人を笑顔にするような、最高に美味しいコーヒーを世界に広めようと奮闘する菅原さえ子。そして坂口は、子供の頃から体が弱く、多くのことを諦めてきた大学職員の成瀬和正を演じる。

 釜山国際映画祭は、1996年に創設されたアジア最大規模の映画祭。オンスクリーン部門は21年に新設された配信ドラマ向けの部門となり、最も期待される話題のドラマを紹介する。釜山映画祭プログラム・ディレクターのナム・ドンチョル氏は、「さよならのつづきは、繊細かつニュアンスに富んだ描写によって、よくある物語とは一線を画した新鮮な魅力があると感じました。特に、俳優たちの魅力的な演技が視聴者の目を奪うでしょう」と、本作へ高い期待を寄せた。

 映画祭では、ワールドプレミアとして本作を初上映。脚本を担当した岡田は、「釜山国際映画祭に『さよならのつづき』が参加できることになったと聞いたときには、驚きと同時に心が躍りました」と喜びを語り、黒崎監督も「有村さん、坂口さんたちキャストの渾身の演技が、そしてスタッフが追及した映像美が、釜山に届いたのだと思います。世界中から秀作が集う本映画祭でお披露目できるとは、作品にとってこんな幸せなスタートはありません」と確かな自信を覗かせた。

 岡田、黒崎監督、ナム・ドンチョル氏のコメント全文は以下の通り。

【脚本:岡田惠和】

釜山国際映画祭に「さよならのつづき」が参加できることになったと聞いたときには、驚きと同時に心が躍りました。作品は完成し、あとは配信を待つのみとなっている我々スタッフに、勇気と自信をいただきました。選んでいただいて心から感謝しております。先行して観ていただく方々にどんな風にこの作品が届くのか。楽しみにしております。自信作です。

【監督:黒崎博】

有村さん、坂口さんたちキャストの渾身の演技が、そしてスタッフが追及した映像美が、釜山に届いたのだと思います。世界中から秀作が集う本映画祭でお披露目できるとは、作品にとってこんな幸せなスタートはありません。一つ一つのカットに日本中で、そして世界で見てもらえるようにと思いを込めながら撮り進めました。たくさんの愛情と、笑いと悲劇を密度高く詰め込んだこの作品を、早く皆さんの元に届けたい。その第一歩として、釜山の地で幕を開けたいと思います。

【釜山国際映画祭 プログラミング・ディレクター:ナム・ドンチョル】

「さよならのつづき」は、繊細かつニュアンスに富んだ描写によって、よくある物語とは一線を画した新鮮な魅力があると感じました。特に、俳優たちの魅力的な演技が視聴者の目を奪うでしょう。

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