SFスリラー「エイリアン」シリーズ最新作「エイリアン ロムルス」の公開に合わせ、米Wrapがシリーズ全作品の評価をランキング形式で発表した。
1位は、リドリー・スコット監督による1979年の記念すべきシリーズ第1作「エイリアン」。凶暴な宇宙生物に次々と仲間が殺され、宇宙船ノストロモ号で唯一生き残った航海士リプリーの孤独な戦いと恐怖を描いた。リプリーを演じたシガニー・ウィーバーは本作で一気にスターとなり、アーティストのH・R・ギーガーがデザインしたエイリアンの造形も映画ファンを釘付けにした。
2位は、86年の続編「エイリアン2」。史上最高の続編映画として名高い本作は、「ターミネーター」で注目されたジェームズ・キャメロン監督がアクション大作として仕上げ、大ヒットを記録した。3位、4位はスコット監督がシリーズ復帰した「プロメテウス」「エイリアン コヴェナント」。5位は、当時27歳の新人だったデビッド・フィンチャーが長編初監督を務めた「エイリアン3」が選ばれた。
6位は、「ドント・ブリーズ」「蜘蛛の巣を払う女」のフェデ・アルバレスが監督した、9月6日日本公開の最新作「エイリアン ロムルス」。第1作「エイリアン」と続編「エイリアン2」の間に位置づけられる本作は、廃墟と化した宇宙ステーション「ロムルス」で極限状態に追い詰められる若者たちを描いている。
「エイリアン」シリーズ全作品のランキングは以下の通り。
1. 「エイリアン」(1979/リドリー・スコット監督)
2. 「エイリアン2」(1986/ジェームズ・キャメロン監督)
3. 「プロメテウス」(2013/リドリー・スコット監督)
4. 「エイリアン コヴェナント」(2017/リドリー・スコット監督)
5. 「エイリアン3」(1992/デビッド・フィンチャー監督)
6. 「エイリアン ロムルス」(2024/フェデ・アルバレス監督)
7. 「エイリアン4」(1997/ジャン=ピエール・ジュネ監督)
8. 「エイリアンVS.プレデター」(2004/ポール・W・S・アンダーソン監督)
9. 「AVP2 エイリアンズVS.プレデター」(2007/グレッグ&コリン・ストラウス兄弟監督)