大ヒットドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」で知られるフィン・ウルフハードの長編監督デビュー作「Hell of a Summer(原題)」の米国での版権を、NEONが獲得した。
昨年のトロント国際映画祭でプレミア上映された同作は、ウルフハードが映画「僕らの世界が交わるまで」の共演者ビリー・ブリックとともにメガホンをとったホラーコメディ。サマーキャンプの準備をしていたカウンセラーたちが、仮面をかぶった殺人鬼によって惨殺されていくというストーリー。米バラエティによれば、2人はZ世代のステレオタイプを覆すことを目標に、この映画の物語を描いたという。
ウルフハードとブリックは出演も兼ねており、「グラディエーターII」「クレイヴン・ザ・ハンター」のフレッド・ヘッキンジャーが共演する。
具体的な公開日はまだ発表されていないが、NEONは2025年に米国での劇場公開を予定しているようだ。
NEONが最近配給した作品には、今夏全世界で1億ドルの興行収入を記録した大ヒットホラー「Longlegs」をはじめ、ハンター・シェーファーとダン・スティーブンス主演のスリラー「Cuckoo」、シドニー・スウィーニー主演のホラー「Immaculate」など個性的な作品が多い。今後も、ジョシュア・オッペンハイマー監督、ティルダ・スウィントン主演のミュージカル映画「The End(原題)」、カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞したショーン・ベイカー監督の「Anora」と話題作が続く。