カンヌ国際映画祭「ある視点」部門でクー・ド・クール・デュ・ジュリー賞を受賞した「カイル&マイク 俺たちの人生は上り坂」(2019)のマイケル・アンジェロ・コビーノ監督が、新作「Splitsville(原題)」を準備していることがわかった。
米Deadlineによれば、新作にはコビーノ、ダコタ・ジョンソン、アドリア・アルホナ(「キャシアン・アンドー」)、カイル・マービン(「カイル&マイク 俺たちの人生は上り坂」)が出演する。
「カイル&マイク」に続きコビーノとマービンが共同で脚本を執筆する新作は、オープンマリッジ(お互いに合意のもと婚外交渉を認める夫婦関係)の複雑さを題材にしたコメディ。アシュリー(アルホナ)に離婚を言い渡されたケイリー(マービン)は、友人夫婦のジュリー(ジョンソン)&ポール(コビーノ)に救いを求めたところ、友人夫婦の幸せの秘訣がオープンマリッジだと知り驚くが、ケイリーが一線を越えたことで、周囲のあらゆる人間関係が混乱に陥る、というストーリーのようだ。
「カイル&マイク」は、結婚間近のカイル(マービン)が親友マイク(コビーノ)から自分の婚約者と寝ていたという衝撃の事実を告げられるバディコメディで、批評家から絶賛された。新作「Splitsville(原題)」も似た雰囲気の作品になりそうだ。今秋クランクインし、来年公開の予定。