巨匠リドリー・スコット監督とホアキン・フェニックスがタッグを組んだ歴史スペクタクル「ナポレオン」のディレクターズ・カット版「ナポレオン ディレクターズ・カット」が、本日8月30日よりApple TV+で配信が開始された。
「ナポレオン」フランスの英雄ナポレオン・ボナパルトの人物像を新解釈で描いた作品。アカデミー賞では視覚効果賞、美術賞、衣装デザイン賞の3部門にノミネートされ、英国アカデミー賞では英国作品賞、衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアー賞、特殊視覚効果賞にノミネートされた。
天才的な軍事戦略で国を守り、英雄と呼ばれる一方で、迅速かつ冷酷さを持ち“悪魔”と恐れられたフランス皇帝ナポレオン・ボナパルト(フェニックス)を、オリジナル脚本で描いた本作。揺るぎない野心や驚くほど戦略的な思考を持つナポレオンの、後に語り継がれる有名な戦い。戦いの最中で描かれるナポレオンの心の内を、最愛の妻ジョセフィーヌ(バネッサ・カービー)との複雑な関係を通して迫っていく。
スコット監督は、「ナポレオン」が“実は4時間を超えた超大作であること”を過去に明かしており、ディレクターズ・カット版はファンの間でも配信が待ち望まれていた。「ナポレオン ディレクターズ・カット」は、本編映像2時間38分に、48分間の未公開映像が追加されたバージョン(計3時間26分)となっている。
ディレクターズカット版では、ジョセフィーヌの原点となる物語が深く掘り下げられるだけでなく、一段と豪華な衣装や新しい大規模な舞台セットに加え、未公開だったマレンゴの戦いのシーンも収録。さらに、ナポレオンの暗殺未遂やロシア侵攻の失敗など、彼の最期をより詳細に描き出している。
Apple Original Films「ナポレオン ディレクターズ・カット」は、Apple TV+で配信中。