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【8月31日はマーベル85周年】壮大な軌跡を振り返る特別映像公開 ハリソン・フォード演じるレッドハルクの姿も

映画.com 2024年8月31日 8時0分

 コミックから始まり、映画、ドラマシリーズ、アニメーション作品など、さまざまな形で世界中に衝撃と感動を巻き起こし、数々の超大作を生み出してきたMARVEL(マーベル)。8月31日は、1939年に「MARVEL Comics #1.」が創刊された“始まり”の日であり、今年85周年を迎えることを記念し、マーベルの輝かしく、壮大な軌跡をたどる特別映像(http://youtu.be/MTgFCadbbug)が公開された。その誕生から現在に至るまで、そして、これからの作品の新たなシーンも含まれた、エモーショナルな映像となっている。

【マーベルの伝説が“アッセンブル”! その色あせぬ魅力を力説】

 映像は壮大な物語と、人々の心に残る魅力的な数多くのキャラクターの“生みの親”であるマーベル・コミックの原作者スタン・リーさん(2018年11月12日に死去)が、我が子のように、ヒーローたちへの愛を語る姿から始まる。

 コミックからアニメ、そして実写へと広がり続けるマーベルの世界だが、マーベル・スタジオの社長でMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)全作品のプロデューサーを務めるケビン・ファイギは、「コミックス、そして映画にとって、ストーリーは最も重要な要素だ」と、“物語”の重要性を力説している。

 85年という歳月を重ね紡がれてきたマーベルの物語について、“裏切り王子”ロキ役のトム・ヒドルストンは、「マーベルは巨大なキャンバスだ。人間とは何かを探求し続けてる」と熱弁。また、「ブラックパンサー」「ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー」でワカンダの女王ラモンダを演じ、第95回アカデミー賞にて、助演女優賞にノミネートされたアンジェラ・バセットは、「世代も文化も超えて心に届くストーリーなの」と語る。

 「私が物語で描きたいのは、誰もが共感できるような人間味あふれるヒーローたち。最後に一言だけ――エクセルシオール!」(スタン・リー)

 映像の最後には、劇場公開最新作「キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド」(25年2月14日公開)より、MCU初参戦となるハリソン・フォード演じる米大統領サディアス・ロスが、ダイナミックに“レッドハルク”へ変ぼうする姿も。“ハリウッドの生ける伝説”による力強い咆哮で締めくくられている。

【今後のマーベルにも期待大! 続々と登場する新たな歴史を紡ぐ作品たち】

●「アガサ・オール・アロング」9月19日よりディズニープラスで独占配信開始

 主人公は、数百年前から現代まで生き続け、“最強の魔女”と言われたアガサ・ハークネス(キャスリン・ハーン)。彼女の恐ろしさは、その最強の魔術だけでなく、裏工作の緻密さと、何をしでかすかわからない厄介さにある。一度はスカーレット・ウィッチことワンダ・マキシモフ(エリザベス・オルセン)に力を奪われたアガサが、再び意気揚々と返り咲きを狙い、強大な力を得られるという魔女の道へと挑んでいく。世界中が釘付けになる魔女の“カオス”とは--?

●「キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド」25年2月14日より劇場公開

 「アベンジャーズ エンドゲーム」のラストで、ヒーロー引退を決めたスティーブ・ロジャースから盾を託された“ファルコン”ことサム・ウィルソン(アンソニー・マッキー)。アメリカの象徴でもあり、ヒーローの象徴とさえ言える“キャプテン・アメリカ”という圧倒的な重みを背負うことになった男の物語が始まる。ハリソン・フォードが演じる、ヒーローを嫌う“大統領”サディアス・ロス、そしてレッドハルクにも注目が集まる。

●「サンダーボルツ(原題)」25年劇場公開

 数々のマーベル作品に登場したヴィランを中心とした、アンチヒーローが集結するアクションエンタテインメント超大作。ブラック・ウィドウの“妹”エレーナ(フローレンス・ピュー)や、スティーブ・ロジャースの親友ウィンター・ソルジャー(セバスチャン・スタン)らが登場する。「アントマン&ワスプ」のゴースト(ハナ・ジョン=カーメン)、「ブラック・ウィドウ」のレッド・ガーディアン(デビッド・ハーバー)といった一癖も二癖もあるキャラクターも集結している。

●「ファンタスティック・フォー ファースト・ステップス(原題)」25年劇場公開

 スタン・リーが創造した、マーベル・コミックス最初のヒーローチームが、ついにMCUに登場。超能力を持つ個性豊かな4人による、壮大な戦いが開幕する。リード・リチャーズ/ミスター・ファンタスティック役はペドロ・パスカル、スー・ストーム/インビジブル・ウーマン役はバネッサ・カービー、ジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチ役はジョセフ・クイン、ベン・グリム/シング役はエボン・モス=バクラックと、人気と実力を兼ね備える豪華布陣が顔をそろえる。

●「デアデビル ボーン・アゲイン(原題)」ディズニープラスで25年春配信予定

 昼は弁護士、夜は法では裁けない悪へ立ち向かうヒーロー、マット・マードックことデアデビル(チャーリー・コックス)の物語。同じく弁護士ヒーローの活躍を描く、ディズニープラスで独占配信中のドラマシリーズ「シー・ハルク ザ・アトーニー」にサプライズ登場した際は、歓喜の声がSNSを席巻し、確かな人気の高さを見せつけた。

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