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ダーレン・アロノフスキー監督の新作に世界的ラッパーのバッド・バニー

映画.com 2024年9月4日 21時0分

 グラミー賞受賞アーティストのバッド・バニーが、ダーレン・アロノフスキー監督の次回作「Caught Stealing(原題)」に出演することがわかった。米ハリウッド・レポーターが報じた。

 ソニー・ピクチャーズの新作映画で、チャーリー・ヒューストンの同名小説を原作とする犯罪スリラー。元野球選手のハンク・トンプソンが、1990年代ニューヨークのダウンタウンの裏社会で、生き残りをかけた荒々しい戦いに知らず知らずのうちに巻き込まれていくというストーリー。「エルヴィス」のオースティン・バトラーが主人公ハンクを演じるほか、ゾーイ・クラビッツが共演。バッド・バニーの役どころは明らかになっていない。

 プエルトリコ出身のバッド・バニーは、最新アルバム「Nadie Sabe Lo Que Va a Pasar Manana」を引っ提げた「Most Wanted Tour」を終えたばかり。「ナルコス:メキシコ編」に出演して以来、俳優としても話題作の出演が続き、伊坂幸太郎原作、ブラッド・ピット主演の映画「ブレット・トレイン」やガエル・ガルシア・ベルナル主演のプロレスドラマ「カサンドロ リング上のドラァグクイーン」などに出演。Netflixの「They Both Die at the End(原題)」ではプロデューサーを務めた。

 アロノフスキー監督は、プロトゾア・ピクチャーズのパートナーであるアリ・ハンデルと共に同作をプロデュースする。同作とは別に、イーロン・マスクの伝記映画をA24で製作中だ。

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