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「死ヌマデ、一緒っていったよね?」最恐のテディベアと“秘密の遊び”が始まる 「イマジナリー」本予告

映画.com 2024年9月5日 8時0分

 「M3GAN ミーガン」などを生み出したジェイソン・ブラム率いるブラムハウス・プロダクションズと、「ソウ」シリーズなどを手掛けたライオンズゲートがタッグを組んだ「イマジナリー」の本予告映像と本ポスタービジュアルが、このほど公開された。映像のナレーションは、「ハイキュー!!」の日向翔陽役や「王様ランキング」のカゲ役を担当している人気声優・村瀬歩が務めている。

 本作は、可愛らしいテディベアと友情をはぐくむ少女と家族の周囲で巻き起こる不可解な現象と想像を絶する恐怖を描き、全米を震撼させた話題作。監督・脚本は「キック・アス ジャスティス・フォーエバー」「フライト・ゲーム」のジェフ・ワドロウが務めている。

 本予告映像には、古びたテディベアとの出会いと、家族を襲う想像を絶する恐怖の一端が描かれている。夫と継娘2人と共に暮らしながら、毎晩見る悪夢に苦しんでいた絵本作家のジェシカは、環境を変えるため、幼い頃に暮らしたかつての家へと引っ越す。懐かしさの残る家の地下室で、末っ子のアリスが見つけたのは古びたテディベアだった。

 アリスはそのテディベアを“チョンシー”と呼び、「あなたも独りなの?」と優しい言葉をかけ友達に。アリスはどこに行くにも、何をするにもチョンシーと一緒。「チョンシーが“秘密の遊び”をしたいって」と話し、宝探しゲームを始めた2人はリストを手に家中を駆けまわるが、そのリストには“痛いことをする”と違和感を覚える文字が。徐々にエスカレートしていく“遊び”に、「もう友達じゃない!」と泣き叫ぶアリスに対して、これまでとは違う、憎悪を感じさせる表情でアリスを見つめるチョンシー。その憎しみはアリスのみに留まらず家族を巻き込み、想像を絶する恐怖へといざなっていく。

 ナレーションを担当した村瀬は、“全ての声”をひとりで務めている。徐々に変化してゆく声色が、恐ろしさを増してゆく“チョンシー”と、追い詰められていく家族の物語を彩っている。

 本ポスターは、不安そうな表情を浮かべる少女アリスと奥からこちらを見つめる“チョンシー”の姿が印象的。「死ヌマデ、一緒っていったよね?」というキャッチコピーに、“チョンシー”の底知れぬ狂気と執念を感じさせる。

 「イマジナリー」は、11月8日より全国公開。

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