Infoseek 楽天

中島裕翔&玉城ティナ、赤楚衛二×上白石萌歌「366日」に出演! 新キャスト8人発表

映画.com 2024年9月10日 7時0分

 赤楚衛二が主演、上白石萌歌が共演し、沖縄出身のバンド「HY」の名曲をモチーフにした映画「366日」に、中島裕翔(「Hey! Say! JUMP」)、玉城ティナ、稲垣来泉、齋藤潤、溝端淳平、石田ひかり、国仲涼子、杉本哲太が出演していることがわかった。

 本作は、沖縄と東京というふたつの都市を舞台に、20年の時を超えた、切ない純愛ラブストーリー。2003年、沖縄に住む高校生・湊(赤楚)は、同じ高校の後輩・美海(上白石)と出会う。同じ音楽が好きなふたりは自然と惹かれ合い、湊の卒業式の日に付き合うことに。

 母を病気で亡くし、音楽を作るという自分の夢を諦めかけていた湊だったが、「いつか湊先輩が作った曲、聞きたいです」という美海の言葉に背中を押され、東京の大学へ進学。2年後、美海も上京して湊と再会し、東京でのふたりの幸せな日々が始まる。音楽会社に就職が決まった湊と、通訳という自分の夢に向かって頑張る美海。ふたりは「こんな幸せが、365日ずっと続きますように」と願っていたが、湊はある日、突然別れを告げ、美海のもとを去る。

 新たに出演が発表された中島(「#マンホール」)は、美海に思いを寄せながらも、優しく見守り続ける幼なじみ・琉晴(りゅうせい)を演じる。沖縄出身の玉城(「#ミトヤマネ」)は、湊と同じ大学の音楽サークルに所属し、彼に恋心を抱きながらも、親友として湊と美海の恋を応援する香澄役。そして20年後の現代で、稲垣(「そして、バトンは渡された」)が美海の娘・陽葵(ひまり)、齋藤(「カラオケ行こ!」)が陽葵の幼なじみ・琥太郎に扮する。

 さらに湊の会社の先輩・諒太役に、HYの「366日」が主題歌だった映画・ドラマ「赤い糸」に出演していた溝端、湊の母・由紀子役に石田(「ブルーピリオド」)を配した。沖縄出身の国仲(NHK連続テレビ小説「ちゅらさん」)は美海の母・明香里、杉本(「帰ってきた あぶない刑事」)は美海の父・一馬を演じる。

 「366日」は、2025年1月10日に公開される。新キャストのコメントは、以下の通り。

■中島裕翔(琉晴役)

 まずは、日々の生活から琉晴に近づいていくことを意識しました。沖縄での撮影中は地元の方と積極的にコミュニケーションを取り、方言の練習や文化を学んだりと、自分なりに役作りを徹底して撮影に臨めたと思います。

 琉晴として現場で皆さんにどう接するか、スタンバイ時間から大事にしようという気持ちでいましたし、その思いが溢れた赤楚さん演じる湊とのシーンは、すごく印象に残る場面になっていると思います。

 この映画は人とのご縁を大切にして、出会いや別れを一つ一つ刻みながらも生きていきたいなと思わせてくれる作品です。身近な人への感謝だったり、誰かを思って、この作品を見てくれたら嬉しいですし、何よりも美しい沖縄の景色と共に、感動と温かい気持ちをお届けできればと思います。

■玉城ティナ(香澄役)

 香澄は演じる年齢の幅がすごく広い役だったので、ファッションやメイクなども踏まえて、色々アプローチを考えながらキャラクターを作っていきました。年代ごとの香澄の変化にも注目して頂きたいです。

 映画「366日」は作品全体を通して、過去の自分の行動を肯定するような明るいテーマを持っていて、すごく共感できました。

 世代を超えて愛されるような作品に仕上がっていると思いますので、是非、劇場でご覧ください。

■稲垣来泉(陽葵役)

 撮影は短い期間だったのですが、赤楚さんや上白石さん、監督をはじめとするキャストやスタッフの皆さんと一緒にお仕事ができて嬉しかったです。

 本作は登場人物が優しい人達で溢れていて、私自身、台本を読んだ際にすごく感動したのを覚えています。

 そんな作品を皆さんにも是非、劇場で見ていただき感動してもらえたらと願っております。

■齋藤潤(琥太郎役)

 「366日」を初めて聞いた時は、すごく惹き込まれ、恋愛だけじゃなくて、人によって様々な受け取り方ができる曲なんだと感じました。

 16年前から愛され続けている曲をモチーフにした作品ができるって、本当に素敵なことだと思います。今作で琥太郎役を演じさせていただきましたが、俯瞰で物事を見ながらも、元気に頑張れたらいいなと思いお芝居しました。

 脚本を読んだ時から早く撮影に参加したい!と思った作品で、僕も完成が楽しみです。皆さんにもぜひ映画館で見ていただけたらうれしいです。

■溝端淳平(諒太役)

 HYさんの楽曲「366日」は僕の青春でした! 僕が出演した「赤い糸」の撮影で初めて聞いた時の衝撃は忘れません。これだけ長年、沢山の人に世代を超えて愛されている楽曲に関連する作品に、再び携わることができて本当に感無量です。

 今回は湊の先輩という立場で出演させていただきました。後輩を支えるというあまり経験のない役を作っていくにあたって、チャーミングな赤楚さんとのカメラが回ってない時の自然なやりとりが、大きな影響を与えてくれたと思います。

 脚本を読んだ時、大切な人との別れという普遍的なテーマに深く共感できたので、多くの方にこの感動を届けられたら嬉しいです。

■石田ひかり(由紀子役)

 今回初めて赤楚さんと共演しましたが、親子関係を演じる中で、息子役としての彼の心の優しさに触れ、この子を置いて旅立たなければいけない現実に、泣きそうになる瞬間がありました。たったワンシーンでしたが、母を思う息子の気持ちがしっかりと伝わってきました。

 この作品を通して、誰かを一途に思う気持ちや、別れてしまった大切な人をずっと思い続ける気持ちを思い出しました。

 切ない気持ち満載の今作ですが、沖縄の美しい景色やHYさんの素敵な音楽によって、より物語に入っていけると思います。沢山の方に見ていただきたいと思います。

■国仲涼子(明香里役)

 地元、沖縄の空気を吸いながら撮影ができて、とても心地良かったです。共演者の皆さんとの撮影は本当に楽しく、特に上白石さんの明るさが現場の空気を和ませてくれて、すぐに母娘の関係に溶け込んでいくことができたと思います。

 今作では美海の母親役を演じるにあたり、沖縄の母の強さと、美海のセリフ一つ一つをしっかり受け止める優しさを表現することを意識しました。映画「366日」は出会いと別れ、そして沢山の愛が詰まった作品だと思います。皆さんがどこで共感していただけるのか、私も楽しみにしていますので、是非、劇場でご覧ください。

■杉本哲太(一馬役)

 短い撮影期間でしたが、赤楚さんを始め何度か共演経験のある方々との撮影だったので、とても楽しく濃厚な時間を過ごすことができたと思います。

 今回演じた美海の父親役は、口数は少ないながらも、表情であったり感情の出し方にメリハリを出すようにしました。特に、上白石さん演じる美海とのシーンでは、怒るところは怒る、優しくするところは優しさを前面に出し、娘を思う父親の愛情を表現できるように努めました。本作は切なく、そしてはかなく、壮大なラブストーリーになっていると思いますので、ぜひ劇場でご覧ください。

この記事の関連ニュース