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「YAIBA」再アニメ化の「真・侍伝 YAIBA」主人公・刃役は高山みなみ続投 さやか役に石見舞菜香、鬼丸役に細谷佳正

映画.com 2024年9月10日 10時15分

 青山剛昌氏の代表作のひとつ「YAIBA」を再アニメ化する「真・侍伝 YAIBA」のメインキャストが発表され、高山みなみ、石見舞菜香、細谷佳正の出演が決定した。メインスタッフの陣容も明らかになっており、ティザーPVとティザービジュアルが公開されている。

 原作「YAIBA」は「週刊少年サンデー」(小学館刊)で1988~93年に連載された冒険活劇漫画。真のサムライを目指してジャングルで修行に励んでいた少年剣士・鉄刃(くろがね・やいば)が、ひょんなことから日本へと戻り魔剣「雷神剣」の持ち主となり、対となる「風神剣」に魅入られて鬼と化したライバル・鬼丸猛(おにまる・たけし)と激突する姿を描く。全24巻の累計発行部数が1700万部を超える人気作で、93年には「剣勇伝説YAIBA」のタイトルでテレビアニメ化された。「真・侍伝 YAIBA」では、青山氏によるシナリオ監修のもと“完全アニメ化”が果たされる。

 「剣勇伝説YAIBA」で主人公の刃を演じた高山が、今作でも同役を担当。石見は破天荒な刃の行動に振り回される剣道少女の峰さやか、細谷は剣道の全国大会で優勝する実力を誇り、やがて異形の者たちを率いて覇道を歩むことになる鬼丸を演じる。

 監督の蓮井隆弘と、キャラクターデザイン・総作画監督の亀田祥倫は「モブサイコ100 III」を手がけたタッグ。音楽を「東京喰種 トーキョーグール」のやまだ豊が務める。アニメーション制作は「SPY×FAMILY」のWIT STUDIO。

 ティザーPVには刃と鬼丸が激しく斬り結ぶ姿を収録。ティザービジュアルには、物語の舞台となる浅草・雷門を背に、雷神剣を構える刃の姿が「俺が、真のサムライだ!!」というコピーとともに描かれている。

 キャスト、スタッフからのコメント全文は以下のとおり。

【高山みなみ】

「オレは鉄刃、侍だ!」まさか再び名乗りを上げることができるとは……。幸せ(と書いて奇跡と読む)というよりほかありません! スタッフの皆様の愛に大感謝です。
そして現在、ウラウラホーレ、ウラウラホーレと楽しい楽しい修行中。画面から飛び出さんばかりに弾ける姿を早くお届けしたいです!

【石見舞菜香(峰さやか役)】

幼い頃からテレビで拝見していた、青山剛昌先生の世界でお芝居できる日が来るなんて、はじめは信じられない気持ちでした。
とっても可愛く、時にかっこいいさやかちゃんを、素敵な皆様に刺激を受けながら、毎回伸び伸びと演じさせていただいております!
愛され続けている「YAIBA」の世界が、よりたくさんの皆様に楽しんでいただけますように!

【細谷佳正(鬼丸猛役)】

テレビアニメ「真・侍伝 YAIBA」にて、鬼丸猛役を務めさせていただくことになりました、細谷佳正です。
鬼丸は、受けたオーデションが箸にも棒にも引っ掛からなかった時期に、唯一2次オーディションの知らせをいただいて、「また落ちるかもしれない」とオーディションを受けるのが怖かった役でした。自分しかいないという思いもあったし、自分には作品が大きすぎると思ったこともありました。こうして今、皆さんにキャスト発表のご挨拶をさせていただけていることが本当にうれしいです。
鬼丸の魅力をより多くの人に感じていただけるようにアフレコを楽しみたいと思います。よろしくお願いします。

【蓮井隆弘(監督)】
「YAIBA」を知っている人も、まだ知らない人も一緒に楽しめるよう、青山先生監修のもと、アニメとして、現代版として、変化も加えつつ映像化しました。いろんな要素が盛りだくさんの「YAIBA」を強力なスタッフたちが集まり描いてくれています。新たな「YAIBA」をぜひ楽しみにしていてください!

【亀田祥倫(キャラクターデザイン・総作画監督)】
小学生の頃、祖母から油絵具セットをもらったことがありまして、何を描けばいいかわからなかったのでとりあえず大好きな「YAIBA」のコミックス21巻の表紙をキャンバスに模写して描きました。それから30年経ち、ただの古参ファンがキャラデとして公式で描けることになり、こんなにうれしくて光栄な仕事はないですね!! 良い作品になるよう頑張ります!!!!

【やまだ豊(音楽)】
初めて監督とお話をさせていただいたときに「音楽をキャラクターのひとつとして考えてもらいたい」という言葉をいただき、とてもうれしかったのを覚えています。
作品の持つテンポの良いスピード感を大切にしつつ、ジャンルに囚われないさまざまな顔を持った音楽をアニメと一緒に楽しんでいただきたいです。

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