11月8日から10日までの3日間、和歌山県田辺市の紀南文化会館で開催される、第18回田辺・弁慶映画祭のコンペティション部門入選8作品が決定した。
今年は4月12日から7月14日まで募集を行い、応募総数175作品の中から予備審査を経て入選した作品は、岡本崇監督「ボールドアズ、君。」、鴨井奨平監督「書けないんじゃない、書かないんだ」、木村ナイマ監督「天使たち」、張曜元監督「ハーフタイム」、西崎羽美監督「よそ者の会」、馬渕ありさ監督「噛む家族」、宮坂一輝監督「温帯の君へ」、そして宮森玲実監督「わたしの頭はいつもうるさい」。8日と9日の2日間に上映・審査され、10日の表彰式で弁慶グランプリなど各賞が発表される。
田辺・弁慶映画祭はこれまで多くの若手監督や若手俳優を輩出し、“インディーズの登竜門”と評価されている。コンペ入選作品の鑑賞は無料で、招待作品(有料)なども開催中に上映される。なお、コンペ部門の「観客賞」を決定するにあたって、一般者よりも高い配点で投票できる「市民審査員」を9月27日まで募集している。映画や映画祭に興味がある和歌山県内在住者で、応募資格を満たす者。
なお、第17回受賞作品や受賞監督の新作などを特集上映する「田辺・弁慶映画祭セレクション2024」が、8月23日から9月12日までテアトル新宿で開催中で、9月20日から26日までテアトル梅田で開催される。