「ワンダヴィジョン」で初登場した魔女アガサ・ハークネスが主人公のドラマシリーズ「アガサ・オール・アロング」から、一度は魔力を失った彼女が“全員奇妙”な魔女チームを結成し、強大な力を手に入れようと策略を練る姿をとらえた特別映像(https://youtu.be/WxdV2kwjL5o)が公開された。アガサが得意とするのは、挑発と裏切り。早くも周囲を欺く裏工作が始まっていることを示唆する“先読み不可能”な内容だ。
あらゆる魔術を操る、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)“最強クラスの魔女”であるアガサ・ハークネス(キャスリン・ハーン)。しかし、「ワンダヴィジョン」の最終話では、スカーレット・ウィッチことワンダ・マキシモフ(エリザベス・オルセン)との激闘の末に、力と記憶を失った。
そんな彼女が「アガサ・オール・アロング」では、意気揚々と返り咲きを狙い、強大な力を得られるという“魔女の道”へ挑むことに。特別映像にはアガサが、チームを組むべく招き入れた魔女たちの姿が次々と映し出される。しかし、キャスト陣は「地球上で最も嫌われた魔女」「まさに“悪魔”だね」「まともな魔女はアガサ・ハークネスと組まない」など、アガサに対して散々な言葉を吐き出していく。目的のためには難なく人を騙すアガサは、誰にも信用されていないようだ。
同時にそんな毒舌の数々からは、魔女チームのメンバーもまた、アガサに負けず劣らずのクセ者だらけであることがわかる。変わり者の“占い師魔女”リリア(パティ・ルポーン)をはじめ、「長い間眠っていた」とされ、何らかの力を秘めているに違いない魔女アリス(アリ・アン)、化学と錬金術に由来する魔法を駆使する“皮肉屋魔女”ジェニファー(サシェア・ザマタ)、一見普通のおばあちゃんだが“緑の魔女”と呼ばれる謎の存在ミセス・ハート(デブラ・ジョー・ラップ)。そして、地中から登場するインパクト抜群のリオ(オーブリー・プラザ)といった、奇妙な魔女たちが集結する。
アガサはそんなメンバーを「落ちこぼれの集まり」と呼ぶなど、容赦なく辛辣だが、果たして彼女たちの本領やいかに--。映像では、キャスト陣が「とにかくすごく変わった人たちなの」「好きにならない理由がないわ」と、魔女チームの魅力を語っている。しかし、そもそも、アガサがチームを結成した真の目的が見えず、彼女たちがチームワークを発揮できるかは分からない。コロコロと表情を変えるアガサのごとく、「アガサ・オール・アロング」は毎話ごとに視聴者を惑わせ、カオスに巻き込んでいくのかもしれない。
「アガサ・オール・アロング」は、ディズニープラスにて9月19日より独占配信。