劇場アニメ「わんだふるぷりきゅあ!ざ・むーびー! ドキドキ♡ゲームの世界で大冒険!」が9月13日、全国の劇場で公開となり、主要キャラクターのひとり、兎山悟と暮らしているうさぎの“大福”がしゃべることが明らかになった。大福の声は、「呪術廻戦」「ハイキュー!!」などでおなじみの中村悠一が担当する。
さらに、大福が人間に変身することも明かされ、悟と大福が変身した姿がお披露目された。劇場版での大きなサプライズが発表され、大福役の中村、悟役の寺島拓篤がコメントを寄せている。
【中村悠一(兎山大福役)】
大福は自分が今まで演じた事ないぐらい可愛らしいキャラクターでした。性格面はこれまでも演じたことがあるようなキャラクターだったので、そういった面は今までの経験を活かしつつ、見た目の可愛らしさもあるので、声とのギャップを音として表現できるように意識しました。悟が飼い主だけど、大福は悟にとっての兄貴分というか、大福的には「見守ってやってる」っていう気持ちでいるから、そういうところが感じられる声やお芝居を意識しました。動物の気持ちを知りたいとか、会話をしてみたいという思いは、みんな持ってると思うし、悟君もずっと大福と話してみたかったと思います。だからこそ、大福役として悟君と話せたことがとても嬉しかったです。
【寺島拓篤(兎山悟役)】
悟君も大福といつか話せたらいいなっていうのはずっと思い描いていたことだったので凄く嬉しかったですが、同時に驚きもありました。悟君は感情が割と表に出てしまいがちな素直な人なので、そういったところが自然に声に乗せられていたら嬉しいですね。初めて大福と会話するシーンは僕自身も本当に悟君と驚きがシンクロしてる感じがして楽しかったです。中村悠一さんが大福役を演じるという事については、ギャップがありながらもめちゃくちゃハマっているという、ワンダフルなキャスティングだと思います!悟君と大福の変身フォームについては、設定資料を見た瞬間に、時が止まりましたね。大福とても可愛いですよね! プリキュアと一緒に、そして一番信頼できる大福と共に立ち向かえた事が凄く嬉しかったです!
また、プロデューサーの舟腰優子氏は、大福役の中村について「大福のキャラクターとして“クールな子”というのは決まっていたなかで、テレビシリーズのスタッフとも相談し、中村さんに演じていただきたいと思いました。検討を進めるうえで、『わんぷり』のキャラクターたちを、引っ張ってくれるような存在の方がいいだろうとなり起用しました」と述べている。
放送中のテレビアニメ「わんだふるぷりきゅあ!」の劇場版となる今作は、あやしいタヌキがいるゲーム「ドキドキ♡タヌキングダム」の世界に吸い込まれ、みんなとはぐれてしまったこむぎが、大好きないろはに会うために、さまざまなゲーム対決に挑戦する。「ひろがるスカイ!プリキュア」と「魔法つかいプリキュア!」のキャラクターも登場し、みんなの思いをひとつにして“わんだふるな奇跡”を巻き起こす。