エイミー・ワインハウスさんの半生を描いた劇映画「Back to Black エイミーのすべて」のポスタービジュアル、特報映像が公開された。
本作は、親族をはじめエイミー・ワインハウス財団の公認の劇映画。カムデン・タウンで過ごしたアーティスト初期からアルバム「バック・トゥ・ブ ラック」を発表してグラミー賞5部門受賞という栄誉に輝き、 一躍世界的大スターの地位を獲得するまでの物語。若くして脚光を浴び、突然の名声に戸惑いながらも、感情むき出しの歌詞に独特のけだるいハスキーボイスで本能のままに歌い続けた“愛に生きた”エイミーの “波乱に満ちた愛と喪失”を描き、知られざる素顔に迫る。
「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ」「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」で知られるサム・テイラー=ジョンソンがメガホンを取り、脚本はマット・グリーンハルシュが担当。ワインハウス役は英ドラマ「インダストリー」シリーズでメインキャラクターを務め、「バービー」で王女バービーを演じた現在27歳のマリサ・アベラが担い、共演にはジャック・オコンネル、エディ・マーサン、ジュリエット・コーワン、レスリー・マンビルらが名を連ねた。
特報映像では、「世界中に私の声を届けたい」とギター片手にエイミー・ワインハウスが夢を語る場面から始まる。運命的なブレイクとの出会いや、支えであった家族とのかけがえのない時間、そして魅力的なハスキーボイスで世界的大スターへと駆け上がっていった稀代の歌姫の波乱の人生の一端を垣間見ることができる。
ポスタービジュアルは、1960年代に流行したビーハイブヘアと、特徴的なアイラインに身を包み、スポットライトを浴びるエイミーを大きく写した。力強い眼差しが印象的だが、“私の涙は乾いていく”というキャッチコピーが知られざる彼女の内面を物語っている。
11月22日よりTOHOシネマズ シャンテ、渋谷シネクイントほかで全国公開される。