Meta Questで展開予定のVR長編映画「機動戦士ガンダム:銀灰の幻影」日本語版のメインキャストが発表され、新祐樹、種崎敦美、伊瀬茉莉也らの出演が決定した。あわせて、新たなキャラクターやメカデザインが公開されたほか、本作の発売直前特別番組の配信も決定している。
同作は、「機動戦士ガンダムUC」で描かれた宇宙世紀0096年を舞台に、ユーザーが主人公として物語に参加しながら、「宇宙世紀」の世界を楽しめる没入体験型映像作品。地球連邦軍でもジオン系残党軍でもない非公式の傭兵組織「アージェント・キール」の戦いを描く。
新は主人公(男)、種崎は主人公(女)、伊瀬はアージェント・キールに所属する女性パイロットのバビア・レナを担当。このほか、ジオンに内通し、アージェント・キールに混乱を招いたアザミ・メギッネ役を井上喜久子、アザミ直属の部下ジョフ・アイディ役を江頭宏哉、バビア・レナと深い縁を持つ少年フィクジィ・フィクス役を梶裕貴、バビアの養母でもあるベテランパイロットのメイベル・レナ役を織部ゆかり、主人公のサポートも行うハロ役を広橋涼が演じる。
新たなメカであるズサ(ジョフ・アイディ専用機)のデザインも公開された。同機は、ネオ・ジオン残党軍所属のモビルスーツチーム「RGTS」仕様機がベースとなっており、ジョフの操縦特性に合わせた装備類の再セッティングも行われている。
9月下旬には「ガンダムチャンネル」で「『機動戦士ガンダム:銀灰の幻影』発売直前 特別番組」の配信も決定した。本作のストーリーやキャラクター、メカなどの情報を改めて紹介するほか、主題歌「ACROSS THE WORLD」を歌唱する中川翔子が本作を実際に体験する様子や、鈴木健一監督や脚本の関西リョウジ、音楽の池田善哉、共同制作「アトラスV」のスタッフを含むインタビュー映像なども公開される。ナレーションはハロ役の広橋が務める。
「機動戦士ガンダム:銀灰の幻影」は、10月4日午前2時からMeta Questのストアページで世界同時販売を開始する。価格は2800円で、事前予約価格は2500円(税込み)。
新、種崎、伊瀬からのコメント全文は以下の通り。
【新祐樹(主人公(男)役)】
この度VR映画「機動戦士ガンダム:銀灰の幻影」に出演させていただけたこと、とても嬉しく思っています。
小さい頃から見てきたガンダムに乗れる!
しかも VR 映画という新鮮な形で携われたことが光栄です。
自分の視点で描かれる物語を追っていくのがどんなふうになるのか、僕自身かなり楽しみなので期待しています!
【種崎敦美(主人公(女)役)】
このような形でガンダムに乗れる日がくるとは思わず、収録中もなんだか不思議な感覚でした。
見るだけでなく「体験できる」、たくさんの方の長年の夢が叶うに違いない今作が、ついにみなさまのもとに届くのだなぁと思うとドキドキします!
宇宙世紀、存分に体感していただけたらと思います……!
【伊瀬茉莉也(バビア・レナ役)】
VR映画「機動戦士ガンダム:銀灰の幻影」にてバビアを演じさせて頂きます、伊瀬茉莉也です。
今作は今までのアニメーション映画とはまた違う、実際に自分が操縦し、パイロットとして映画の中に入り込んだような体験をすることができる、新感覚の映像作品になってると思います。
ガンダムの脈々と受け継がれる熱い魂は変わらず、視聴者の皆さんの心を震わせる物語に間違いないので、ぜひ楽しみにして頂けたら嬉しいです。