人気漫画を実写映画化する「はたらく細胞」の主題歌が、「Official髭男dism」の書き下ろし楽曲「50%」に決定し、主題歌を使用した本予告がお披露目された。
本作は、細胞を擬人化して描き、その斬新かつユニークな設定が大きな話題を呼んだ漫画「はたらく細胞」(著者:清水茜、講談社「月刊少年シリウス」所載)を実写化。「翔んで埼玉」の武内英樹監督がメガホンをとり、同作で組んだ徳永友一が脚本を担当した。
永野芽郁が赤血球役と佐藤健が白血球(好中球)役で主演を務め、阿部サダヲが不摂生な父・漆崎茂健役、芦田愛菜が健康優良な女子高生の娘・漆崎日胡役で共演。そのほか、山本耕史(キラーT細胞)、仲里依紗(NK細胞)、松本若菜(マクロファージ)、染谷将太(ヘルパーT細胞)、深田恭子(肝細胞)、板垣李光人(新米赤血球)、加藤諒(先輩赤血球)、マイカピュ(血小板)が出演。さらに、加藤清史郎が日胡の憧れの先輩・武田新役を演じ、“恐るべき”細菌役で片岡愛之助(肺炎球菌)、新納慎也(化膿レンサ球菌)、小沢真珠(黄色ブドウ球菌)が参戦。細胞たち最強の敵は、Fukase(SEKAI NO OWARI)が務める。
全員主役級のキャストが集結した本予告では、体の中で擦り傷ができる過程や、赤血球と白血球が重なり合い“かさぶた”を生成する様子に加えて、細菌に侵入された体内での闘い、最強の敵に立ち向かうキラーT細胞やNK細胞、マクロファージなど、はたらく細胞たちが戦う姿が映し出される。さらに、本作ならではの“人間の世界”で繰り広げられる笑いと涙のストーリーも描かれていく。
まるでワンダーランドのような体内世界を映し出すため、全国21都市・31箇所・総勢7500人ものエキストラが参加した圧巻の群衆シーン。そして、武内監督作品には欠かせない白組によるVFXにより作り上げられた独創的細胞ワールドも垣間見ることができる。佐藤の声かけにより「るろうに剣心」シリーズのアクション監督・大内貴仁との再タッグが実現し、華麗なアクションシーンも見どころとなっている。
壮大なスケールで描かれる本作を彩る主題歌を手掛けたのは、4人組バンド「Official髭男dism」。“作品を理解して、その魅力を楽曲として表現してくれるアーティスト”としてオファーしたところ、ボーカルの藤原聡が原作のファンだったこともあり、タッグが実現。
「Official髭男dism」は、「昨年、身体に無理をさせ過ぎて、暫くライブが出来なくなりました。今は何ともないですが、健康第一、そんな聞き飽きたはずの言葉がやけに刺さった所で今回のオファーを頂き、アイデアが溢れ出て来ました」と語り、「50%くらいの力加減で自分を労りながら日々生きて、譲れない瞬間や、大切な瞬間、そんな時だけ本気で頑張ったり、楽しんだりする。そんな塩梅で生きたいという願いを、100%の熱量を込めて作りました」とコメントを寄せた。
「はたらく細胞」は12月13日全国公開。「Official髭男dism」のコメント全文は以下の通り。
【「Official髭男dism」】
昨年、身体に無理をさせ過ぎて、暫くライブが出来なくなりました。
今は何ともないですが、健康第一、そんな聞き飽きたはずの言葉がやけに刺さった所で今回のオファーを頂き、アイデアが溢れ出て来ました。
50%くらいの力加減で自分を労りながら日々生きて、
譲れない瞬間や、大切な瞬間、そんな時だけ本気で頑張ったり、楽しんだりする。
そんな塩梅で生きたいという願いを、100%の熱量を込めて作りました。
この楽曲が映画に寄り添い、合わさって、沢山の方々と、細胞たちにユーモアや感動など、素敵な彩りを届けてくれる事を願っています。