元プロレスラーで俳優のデイブ・バウティスタが、トロント国際映画祭に出席した際に大幅減量した姿でレッドカーペットに登場し、ファンの間で心配の声が上がった。
英NMEによれば、トーク番組に出演したバウティスタはこのことについて、2023年の主演映画「ノック 終末の訪問者」(M・ナイト・シャマラン監督)のためかなり体重を増やしたことから、今後の俳優業のためカメラに不自然に映らないよう痩せる決心をしたと説明した。
「ノック 終末の訪問者」の撮影時は体重が約142キロだったという。「ダイエットを始めたのは、役作りですごく体が大きくなったから。違和感を覚えるくらい大きくなったんだ」とバウティスタは語り、太るのは簡単だったけれど、痩せるのはとても時間がかかったと明かした。減量に成功してからは、カメラの前にいる時も他の俳優とやりとりする時も、以前よりずっと自然に振る舞えるようになったという。
「ノック 終末の訪問者」は、ポール・トレンブレイの小説「終末の訪問者」をもとに、世界の終末か家族の命か非情な決断を迫られる一家の危機を描いたスリラー。ゲイのカップルと養女が過ごす山小屋に現れる、武装した謎の訪問者役をバウティスタが演じた。