ファンタジー小説「最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか」(アルファポリス刊)が、2025年にテレビアニメ化されることが決定した。瀬戸麻沙美が主演を務めることが明らかになっており、メインスタッフの顔ぶれが発表された。ティザーPV、ティザービジュアルも公開されている。
鳳ナナ氏による原作は、シリーズ累計発行部数140万部を突破する人気作。ヴァンディミオン公爵家の令嬢・スカーレットは、ある日突然、第二王子カイルから婚約破棄を告げられ、無実の罪を着せられたうえ「悪役令嬢」のレッテルを貼られる。だが彼女は、その場にいた貴族たちに鉄拳制裁を加えてしまう。かつて「狂犬姫」と呼ばれていたスカーレットは、その剛腕でさまざまな陰謀を打ち砕いていく。最新第5巻と、コミカライズ最新第9巻は9月27日に同時発売。
主人公のスカーレット・エル・ヴァンディミオン役を瀬戸が担当。監督に「彼女と彼女の猫 ‐Everything Flows‐」の坂本一也を迎え、シリーズ構成を「外科医エリーゼ」の赤尾でこ、キャラクターデザインを「かぎなど」の芳我恵理子が務める。アニメーション制作はライデンフィルムが行い、「かぎなど」を手がけた同社の京都スタジオがメインプロダクションとなる。
アニメ映像初披露となるティザーPVでは、堪忍袋の緒が切れたスカーレットの様子をボイス付きで収録。ティザービジュアルには、スカーレットが鋲付きのグローブを拳にはめる姿が描かれている。
瀬戸、原作関係者からのコメント全文は以下の通り。
【瀬戸麻沙美】
スカーレットの声を担当させていただくことになりました。瀬戸麻沙美です。
時に周りを振り回し、振り回され、手段はどうあれジャスティスな彼女、そんなスカーレットの拳を通して、作品をみていただいた方の日々のストレスや、理不尽なできごとをスカッとぶっ飛ばす!
そんな作品づくりの一部となれるようアフレコに臨んでいきたいと思います!
【鳳ナナ(原作)】
スカーレットが悪党を殴り、レオナルドが胃薬を飲み、その様を見てジュリアスが笑う。
そんな彼らの姿をアニメで見られるのが楽しみ過ぎてもう待ちきれません。
今までこの作品を応援して下さった皆様と、携わってくださった皆様に最大級の感謝を送らせてください。
そしてアニメ放送日は最高にスカッとする瞬間を、ともに分かち合いましょう!
【沙月(原作イラスト)】
「最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか」アニメ化おめでとうございます!
関わらせていただいた作品のアニメ化ということで、感慨深い気持ちでいっぱいになっています。
声優さんのアフレコにも参加させていただきましたが、あの熱演を大画面で観られることが今から楽しみです。
皆さんもアニメをぜひ楽しんでください!
【ほおのきソラ(コミカライズ)】
「最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか」アニメ化おめでとうございます!
子供の頃、好きなアニメ作品のビデオテープが擦り切れるまで観ていました。
今の時代、テープの劣化を心配することはありませんが、この作品が繰り返し観たいタイトルになって、たくさん愛されることを願っています。