ユニバーサル・スタジオとドリームワークス・アニメーションの最新作「野生の島のロズ」が、映画レビュー集計サイト「Rotten Tomatoes」で驚異的な評価を獲得し、注目を集めている。
9月8日のトロント国際映画祭でのワールドプレミア上映後、25人の批評家による初期レビューで100%のスコアを記録。これは「シュレック」シリーズや「ヒックとドラゴン」シリーズ、「カンフー・パンダ」シリーズなど数々のヒット作を生み出してきたドリームワークス・アニメーション史上、最高の初動評価となる。
「野生の島のロズ」は、アメリカの作家ピーター・ブラウンによる「野生のロボット」シリーズを原作とする。野生の島で起動した最新型アシストロボット「ロズ」が、ひょんなことから愛情を持つようになり、動物たちと共に生き、島の危機を乗り越えていく感動の物語だ。監督を務めるのは、「ヒックとドラゴン」の共同監督として知られるクリス・サンダース。
Rotten Tomatoesでの高評価は、ドリームワークスの過去作品と比較しても際立っている。スタジオの代表作「ヒックとドラゴン」(2010)が持つ99%という高スコアをも上回る結果となった。また、20年代に入ってからのドリームワークスによる非フランチャイズ作品としては4作目となる本作。「ミニオンズ」シリーズなどで知られるイルミネーション・エンターテインメントとの統合後、スタジオの新たな方向性を示す作品としても注目を集めている。
「野生の島のロズ」は2025年2月7日に公開予定。