「夏目アラタの結婚」(公開中)から、柳楽優弥と黒島結菜のオフショット写真が公開された。袴と白無垢姿の“結婚ショット”に加えて、中川大志、丸山礼、佐藤二朗とのツーショットも披露された。
原作は、「医龍 Team Medical Dragon」シリーズの原作などで知られる乃木坂太郎氏の人気漫画。児童相談所職員の主人公・夏目アラタが、連続殺人犯の死刑囚・品川真珠にプロポーズすることから始まる“獄中サスペンス”を描く。
映画は「SPEC」シリーズ、「十二人の死にたい子どもたち」などの堤幸彦監督がメガホンをとり、連続殺人事件の遺族から相談を受け、死刑囚に会いに行く元ヤンキーの児童相談所職員・夏目アラタを柳楽、“品川ピエロ”の異名をもつ死刑囚の品川真珠を黒島がそれぞれ演じた。
公開後、SNSには「サスペンスでもありラブストーリーでもある、予想してた感じと少し違った!いい意味で!!」「スリラーものかと思いきや後半は…なんなんだ~ラブストーリーになっとる?」などのコメントが寄せられ、“異色のラブストーリー”として話題を呼んでいる。
これまでポスターや劇場パンフレットなどでは、黒いタキシードとウエディングドレス姿のビジュアルが使用されていたが、新たに披露されたのは袴と白無垢の和装姿。柳楽は黒島との共演で特に印象的だったシーンの1つに挙げており、「白無垢と袴ですよ。ずっと面会室での撮影が多かったので、後半に向けて(真珠と)接点が増えていくのは嬉しかったです」と振り返る。
そして、「それこそアラタは袴を着たり、真珠は白無垢姿になったり、他にも白いタキシードを着たり、スーツも何種類かあって、アラタというキャラクターのおかげで色々な格好いい服装を着ることができたのは楽しかったですね。そういうところも映画の中で注目してもらえたら嬉しいです」とコメントを寄せた。
一方、黒島も「面会室でアクリル板越しでセッティングしてるいると、意外とお話しをするような雰囲気にならなくて、でも後半のシーンの撮影では撮影場所も変わりお話しすることが増えていきました」と述懐。「前に(柳楽と)共演したのは9年前で、私もお芝居を始めたばかりだったので、今回は柳楽さんとより近い距離間でお芝居させていただき、とても明るくてハッピーな方でご一緒していて楽しかったです」と感想を語り、「柳楽さんは目が印象的なので、一緒にお芝居していると本当に目に吸い込まれていきそうな感じがしました。これも真珠がアラタに惹かれる理由の1つになるのかなと感じましたね」と分析した。
オフショットでは、柳楽と黒島の2ショットに加えて、真珠の無実を信じる弁護士・宮前役の中川や、柳楽と共演回数最多の死刑囚アイテムコレクター・藤田役の佐藤、アラタの同僚・桃ちゃん役の丸山との仲睦まじい姿も見ることができる。
「夏目アラタの結婚」は全国公開中。