ジョンベネ・ラムジー殺害事件を描く米パラマウント+の新リミテッドシリーズに、エミリー・ミッチェルがジョンベネちゃん役で出演することがわかった。
ミッチェルは、ソフィア・コッポラ監督「プリシラ」でエルビス・プレスリーの娘リサ・マリー・プレスリーの子ども時代を演じたほか、若きドナルド・トランプを描いた話題の新作映画「ジ・アプレンティス(原題)」でトランプの娘イバンカ・トランプの子ども時代を演じている。
8話構成の新シリーズ「ジョンベネ・ラムジー(仮題)」は、メリッサ・マッカーシーとクライブ・オーウェンがジョンベネちゃんの両親役で主演。米Deadlineによれば、ほかにギャレット・ヘドランド(「オン・ザ・ロード」)が事件捜査のため呼ばれたベテラン刑事のスティーブ・トーマス役、アリソン・ピル(「トラップ」)が行方不明の第一報を受け現場に向かったコロラド州ボルダー警察の刑事リンダ・アーント役、 オーウェン・ティーグ(「猿の惑星 キングダム」)がタブロイド紙「グローブ」の記者ジェフ・シャピロ役で共演する。
1996年のクリスマス翌日、美少女コンテストで何度も優勝していた当時6歳のジョンベネちゃんが、自宅の地下室で遺体で発見された事件は、母パッツィ、父ジョン、兄バーク、小児性愛者などさまざまな人物の犯行が疑われ、世界でセンセーショナルに報じられてきた。事件は現在も未解決のままで、検証するドキュメンタリー番組や映画が多数製作されている。
新シリーズ「ジョンベネ・ラムジー(仮題)」は、ドラマ「イエローストーン」のMTVエンターテインメント・スタジオと101スタジオが制作。ハリソン・クエリーとトミー・ウォラックが脚本を執筆し、リチャード・ラグラベネーズ(「モンタナの風に抱かれて」「マディソン郡の橋」)がショーランナー・制作総指揮を務める。アンネ・セウィツキー(「推定無罪」)が第4話までの監督と制作総指揮を務め、撮影はカナダ・カルガリーでスタートしている。