第37回東京国際映画祭(10月28日~11月6日開催)の予告編(https://youtu.be/eWZGEUPBYjs)が完成し、9月20日から都内近郊の映画館での上映が始まる。
約60秒間の予告編には、オープニング作品の「十一人の賊軍」、クロージング作品の「マルチェロ・ミオ」のほか、世界の国際映画祭で注目を集めた話題作や最新の邦画大作などを上映する「ガラ・セレクション」部門の全13本の映像も含まれている。
「ガラ・セレクション」部門に選出された13本は、以下の通り。
「ブラックドッグ」(クアン・フー監督)
「エマニュエル(原題)」(オドレイ・ディワン監督)
「リュミエール!2(仮題)」(ティエリー・フレモー監督)
「ナイトビッチ」(マリエル・ヘラー監督/エイミー・アダムス出演)
「オラン・イカン」(マイク・ウィルアン監督/ディーン・フジオカ出演)
「リアル・ペイン 心の旅」(ジェシー・アイゼンバーグ監督&出演)
「ルート29」(森井勇佑監督/綾瀬はるか主演)
「雪の花 ともに在りて」(小泉堯史監督/松坂桃李主演)
「劇映画 孤独のグルメ」(松重豊監督&主演)
「Spirit World(原題)」(エリック・クー監督/カトリーヌ・ドヌーブ、竹野内豊、堺正章出演)
「サンセット・サンライズ」(岸善幸監督/菅田将暉主演)
「トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦」(ソイ・チェン監督)
「ホワイトバード はじまりのワンダー」(マーク・フォースター監督)
また、今年の同映画祭のフェスティバルソングとして、Hibikiの楽曲「Desire」が使われることも発表。Hibikiは九州在住の大学生で、昨年のテレビ番組でBTSメンバーJUNG KOOKの世界的な大ヒット曲「Seven」を熱唱し、大きな話題になった。今後のブレイクを予感させる存在で、「ウィメンズ・エンパワーメント」部門の新設など、女性への視線を強め、新たな才能の育成に注力する同映画祭の目指す方向とも合致したため、白羽の矢が立った。
Hibikiは、「『Desire』はSNS時代に振り回されながらも、たくましく生きていく主人公をイメージしながら作りました。映画祭にエントリーされる多くの作品も観た人それぞれの捉え方や価値観があると思いますが、この曲が少しでも映画祭の盛り上げに貢献できたら嬉しいです」とコメントを寄せている。
さらに、破棄されるスクリーンを使って様々なアイテムを作る、東京テアトルによる話題のブランド【SCRE:EN】(https://screen-theatres.jp/)とのコラボレーションが実現し、オリジナルグッズを販売する。商品展開は、A4サイズが収納できる「トートバッグ」をホワイトスクリーンとシルバースクリーンの2種(価格未定)、携帯電話や財布などの小物を入れられる「スタンダードバッグ」をホワイトスクリーンとシルバースクリーンの2種(価格未定)となる。
なお、昨年実施し好評だった、東京都内の映画館を対象にした「#」キャンペーン「Tokyo Cinema Days」が今年も展開される。実施期間は10月25日~11月10日。XおよびInstagramで、「#Tokyo映画(ハッシュタグトーキョーエイガ)」をつけて東京都内の映画館名を入れた形で上映中の作品の感想を投稿(ストーリーは対象外)した人の中から、抽選で映画グッズ(来年の東京国際映画祭のオープニングセレモニーの招待券や当該時期公開中作品の関連グッズなど)をプレゼントする。