お笑い芸人の友近、お笑いトリオ「ロバート」の山本博が9月24日、都内で行われた映画「ビートルジュース ビートルジュース」の公開直前イベントに出席した。
本作は、ティム・バートン監督が、自身の出世作となった1988年の映画「ビートルジュース」の35年後を描くホラーコメディ。前作に続いてビートルジュースをマイケル・キートンが演じ、ウィノナ・ライダーも続投。全米映画ランキングでは3週連続首位を獲得している。
友近と山本は、コントで演じたキャラクターから“芸歴吹替声優”として参加。過去に受付嬢のコントをしていた友近は死後の世界の受付係、クリーニング屋のコント経験がある山本は死後の世界のクリーニング屋を演じている。
思わぬ抜てきに、友近は「こんな話が舞い込んでくるんだってびっくりしました」と驚きの表情。名前を3回呼ぶと死後の世界から現れるビートルジュースにちなんで、「(コントを)やっててよかった!」と3回繰り返して喜んでいた。
山本も「自分が覚えてないようなクリーニング屋のコントを掘り下げていただいて、ありがとうございます」と起用に驚いたそう。アフレコについては「思ったよりなじめていたのではないか」と明かし、「実写の声優はほぼ初めてだったので、どうなっているんだろうって不安でしたが、それなりになじめていたのでよかった」と安堵。自身のギャグ「なんだ~?」もセリフに入れているそうで、「気づいていただけたら」と呼び掛けていた。
イベントでは、ビートルジュースのキャラクターから、「振り回されるけれど憎めない人」を挙げることに。友近は「ロケとか行くと芸人とか関係なしにカンチョーをする」という理由から「ガンバレルーヤ」のまひると回答。山本は相方2人の名前を出して「ビートルジュースは自分のなかでは秋山っぽい。(映画に登場する)ボブもなんか馬場に似ているし」と話していた。
「ビートルジュース ビートルジュース」は、9月27日から全国公開。日本語吹替版には山寺宏一、坂本真綾、沢城みゆき、伊瀬茉莉也、小林千晃、森川智之、山路和弘、戸田恵子ら豪華声優陣が参加している。