ディズニーの大ヒットアニメ映画「アナと雪の女王」シリーズは、世界中で多くのファンを魅了し、興行収入でも記録を塗り替えた作品だ。そんな人気シリーズで、愛らしい雪だるまのオラフの声を担当した俳優ジョシュ・ギャッドが、意外な心境を明らかにしていると、米エンターテインメント・ウィークリーが報じている。
カナダで開催されたファンエキスポイベントに登場したギャッドは、「もしやり直せるなら、あの雪だるまに自分の声を貸すことはしなかっただろう」と、自身の地声をキャラクターに使用したことへの後悔を吐露。
「違う声を作るべきだった。スーパーマーケットで小さな子どもが不思議そうな顔でこちらを見てくるのはとても奇妙な経験だよ」
ギャッドは以前のインタビューでも日常生活で遭遇するトラブルを語っていた。
「(僕の声を聞いた)子どもは困惑するんだ。『なぜこの人はオラフの声なの?』『オラフに子どもがいるの?』『それとも、ふりをしているの?』といった具合にね」
ギャッドは「サウスパーク」のクリエイターによるブロードウェイミュージカル「ブック・オブ・モルモン」でブレイク。その後、「アナと雪の女王」のオラフの声優に抜擢される。その後、「オリエント急行殺人事件」や「スティーブ・ジョブズ」、「アルテミスと妖精の身代金」など実写作品でも活躍している。
独特の声質がプライベートでは少々困惑を招くこともあるようだが、ギャッドの演じるオラフは今後も「アナと雪の女王」シリーズに欠かせない存在であり続けるだろう。
「アナと雪の女王3(仮題)」は2027年公開予定。