ドウェイン・ジョンソンが主演し、クリス・エバンスが共演する映画「RED ONE(原題)」が、「レッド・ワン」の邦題で、11月8日に公開されることがわかった。あわせて、予告編とポスターがお披露目された。
物語の中心となるのは、サンタクロースの護衛隊長にして、子どもたちの笑顔を糧に仕事を全うする心優しいマッチョ、カラム・ドリフト(ジョンソン)と、世界一の追跡者にして賞金稼ぎであり、サンタの存在を一切信じないジャック・オマリー(エバンス)。ふたりが手を組み、クリスマスイブ前夜に誘拐されたサンタクロースを救出し、クリスマスを取り戻すために立ち上がるアクションコメディアドベンチャーが繰り広げられる。「ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル」「ジュマンジ ネクスト・レベル」でジョンソンとタッグを組んだジェイク・カスダン監督がメガホンをとる。
ジョンソン(「ブラックアダム」)とエバンス(「キャプテン・アメリカ」シリーズ)をはじめ、コードネーム“レッド・ワン”のサンタクロース役のJ・K・シモンズ(「セッション」)、サンタ奪還に心血を注ぐゾーイ役のルーシー・リュー(「チャーリーズ・エンジェル」シリーズ)が共演。そのほか、キーナン・シプカ(「ツイスターズ」)、ボニー・ハント(「12人のパパ」)、クリストファー・ヒビュ(「ゲーム・オブ・スローンズ」)、ニック・クロール(「ビッグマウス」)、ウェスリー・キンメル(「マンダロリアン」)ら豪華キャストが顔をそろえる。
予告編の冒頭では、サンタクロースが世界中の子どもの夢と笑顔のため、日夜トレーニングに励むさまが切り取られ、サンタの概念を覆すゴリゴリマッチョな姿が衝撃的だ。しかし、一瞬の隙をつかれてサンタが何者かに誘拐され、「このままでは1年で最大のイベント・クリスマスが中止になってしまう」という危機のなか、カラムと仲間たちは、サンタ誘拐の手助けをしたジャックに協力を依頼する。
サンタの存在を信じないジャックは、「悪い子リスト」のレベル4に該当する要注意人物。カラムは「信用できない」と言い放つが、サンタ救出のためにはジャックの力が必要不可欠であり、渋々バディを組むことを決意する。映像には、おもちゃを本物の車に変える、子ども心をくすぐるギミックが切り取られ、ジャックが「“ワンダーウーマン”のフィギュアある?」と聞くコミカルなシーンも。謎に包まれた巨大な敵、いかにも狂暴そうな雪だるまなど、困難の数々も確認できる。果たしてふたりはクリスマスまでにサンタクロースを救出できるのか――期待が高まる映像に仕上がった。
ポスターでは、カラム、ジャック、ゾーイの姿に加え、カラムの右腕として活躍するシロクマのガルシアが、凛々しく佇んでいる。サンタクロースの背後には、プレゼント満載のソリとトナカイ、北極圏のどこかにある、サンタが住む美しい街並みが広がっている。
「レッド・ワン」は、11月8日にIMAXも同時で日本公開。11月15日に全米公開となる。