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山田裕貴がレディー・ガガと熱い抱擁! 初の海外レッドカーペットに興奮 「ジョーカー2」ロンドンプレミアが開催

映画.com 2024年9月27日 12時0分

 俳優の山田裕貴が9月26日(日本時間)、英ロンドンのレスター・スクエアで行われた「ジョーカー2」のプレミアで初の海外レッドカーペットイベントに参加した。会場には、ジョーカー役のホアキン・フェニックス、謎の女・リー役のレディー・ガガ、そしてトッド・フィリップス監督ら豪華キャストとスタッフが登場した。

 本作は、第76回ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞し、第92回アカデミー賞で最多11部門ノミネート、フェニックスが主演男優賞の栄冠に輝いた「ジョーカー」(19)の続編。前作から2年後が舞台となる今作では、社会への反逆者・民衆の代弁者として祭り上げられたジョーカーの暴走が加速。ファイナル予告では、理不尽な世の中の代弁者として時代の寵児となったジョーカーの是非が問われる裁判が全世界へ中継され、ジョーカーの前に突然現れた謎の女リーとともに狂乱が世界へ感染していくさまが描かれる。

 日本語吹き替え版でジョーカーを追い詰めるハービー検事役を務める山田は、初めての海外レッドカーペットに「すごいですね! 自分も東京でレッドカーペットを歩かせていただいたことはあるんですけど、その雰囲気とはまた違うロンドンの街並みと、ジョーカーで埋め尽くされた雰囲気がたまらないですね」と興奮した様子。

 かねて熱烈な“ジョーカー愛”を語っており、「雰囲気に圧倒されることなく楽しむことができて、ホアキンさんは残念ながらお話を伺えなかったんですけど、ガガさんはインタビューを通して僕のことを覚えてくださっていて、最後ハグでお別れもできましたし、監督も“ユウキ!”と名前を覚えてくれててめちゃくちゃ嬉しかったです。色々なことが聞けましたし、こちらも伝えられてとにかく嬉しかったです」と感無量の表情を浮かべた。

 大きな歓声を浴びながら登場したリー役のガガは、ファンの熱狂ぶりに「最高な日です! こんな素敵な夜に、大勢のファンに会えて嬉しいです! 映画公開にワクワクしています」とファンに大きく手を振りながら挨拶。

 山田が「いつかあなたのように世界を変えられる人間になれるよう、日本で僕も頑張りたいと思います! 日本のファンの皆さんにメッセージをお願いします」と語りかけると、「親愛なる日本のファンの皆さんこんにちは、いつも皆さんのことを恋しく思っています。私の創作活動を応援してくれてありがとう! ぜひ、映画館でジョーカーのワイルドな体験を楽しんでね」とメッセージを寄せた。さらに山田が「いつか僕の作品もガガさんに観てもらいたいです」と伝えると、ガガは「まかせて!」と約束し、抱擁を交わした。

 殺人の罪で裁判にかけられたジョーカーを追い詰める敏腕検事ハービー役のローティーは、山田が日本語吹替版で同役を務めていることを聞き「それはすごい! 会えてうれしいよ、ありがとう!」と喜び、会場の盛り上がりにも「すごいよね、慌ただしいけど本当に興奮が止まらない!皆のワクワクする雰囲気が伝わってきて、ここに来られて本当に嬉しいです」と笑顔を浮かべた。

 山田が「ハービー検事はジョーカーを情熱的に追っていく訳ではなく、冷静に淡々と裁いていく感じが印象的でした。ジョーカーともあまり目を合わさずにハービーを演じられていたようにも見えましたが、そこには演じる上での意図があったのでしょうか?」と質問すると、「ありがとう、そう言ってもらえて嬉しいです。撮影が始まったころに監督と話し合ったのは、ハービーを“生意気で自信満々の若者”に見せることだったんだ。彼は必ずしも正しい心を持っているわけではない。(ジョーカーの裁判が)テレビで中継されるのを知り、それによって自分のキャリアをアップできると考えている。真実はどうでもよくて、勝利を収めることが彼の全て。そんな会話から今作でのハービー検事像が生まれたんだ」と役を演じる上でのこだわりを明かした。

 フィリップス監督は、「僕はいつも大好きなロンドンでプレミアをやるんだ。イギリスの映画ファンは映画をこよなく愛しているから、ここに来るのは良いものだよ」とコメント。山田が「公開が近づいてくるとどんな気持ちになりますか?」と尋ねると、「良い質問だね! 僕は過去に数々の作品を作ってきたけど、最終的な結果とは切り離す必要があって、そのプロセスを楽しむべきだと思って過ごしているよ」と熱量たっぷりに回答した。

 「ジョーカー フォリ・ア・ドゥ」は10月11日公開。Dolby Cinema、ScreenX、4D、ULTRA 4DX、IMAXでも上映される。PG12指定。

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