DCスタジオの新作映画「スーパーガール ウーマン・オブ・トゥモロー(原題)」で、ベルギー人俳優マティアス・スーナールツが悪役に起用された。米ハリウッド・レポーターが報じた。
同作は、ジェームズ・ガン監督の「スーパーマン(原題)」に続くDCスタジオ第2作。映画のあらすじは明らかにされていないが、作品の下敷きとなるトム・キングとビルキス・イビリーの同名コミックでは、故郷の星を破壊されたエイリアンの少女が復しゅうのためにスーパーガールの助けを求める物語。スーナールツの役どころは公表されていないが、コミックでは少女の故郷の星を壊した悪役クレムは、少女の父親を殺した人物として登場する。
スーパーガールことカーラ・ゾー=エル役には「ハウス・オブ・ザ・ドラゴン」のミリー・オールコックが起用されており、「アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル」や「クルエラ」のクレイグ・ギレスピー監督がメガホンをとる。脚本はアナ・ノゲイラ(「ヴァンパイア・ダイアリーズ」)。来年1月からイギリスでの撮影を予定している。
スーナールツの映画出演作には、デビッド・O・ラッセル監督の「アムステルダム」やシャーリーズ・セロン主演の「オールド・ガード」などがある。最近では、米HBOのケイト・ウィンスレット主演のリミテッドシリーズ「The Regime(原題)」や、イタリア・フランス合作のテレビシリーズ「Django(原題)」に出演した。
「スーパーガール ウーマン・オブ・トゥモロー(原題)」は、2026年6月26日全米公開予定。