ティム・バートン監督最新作「ビートルジュース ビートルジュース」(公開中)のフィーチャレットが披露された。個性的な“死後の世界の住人”たちに焦点をあてている。
“死後の世界”と“人間界”を股にかけてビートルジュースが巻き起こすハロウィンの大騒動を描いた本作では、バートン監督の真骨頂ともいえるダークでファンタジックな魅力を持った死後の世界の住人たちが、物語をより騒々しく盛り上げている。
フィーチャレットでは、それぞれの“死因”が想起させられる姿をした死後の世界の住人たちが矢継ぎ早に映し出され、全身を大蛇に絞められた男や、脳みそにメスが刺さった男、大量の蜂に刺された男やホットドッグの早食い競争中に死亡した男など、不気味で愉快なキャラクターたちが続々と登場。「パイソンに乗ってる時、落雷が直撃して」と自身の詳細な死因を語る姿も収められている。
そんな独創的な死後の世界の住人たちに囲まれた撮影現場に、出演キャストも大興奮だったようで、ジェナ・オルテガは「亡くなったいきさつを皆にたずねました」、キャサリン・オハラは「横に死んだサンタがいたんです。得体の知れない人たちと共演しました」と奇妙な共演者とのひとときを楽しんだ様子。
また、本作で特に印象的なキャラクターである頭の縮んだ男“シュリンカー”について、ビートルジュース役のマイケル・キートンは「彼らはCGではなく、人間が演じています」と、手作り感あふれ演出を解説。また、コールセンターで働くシュリンカーたちの姿は「多忙なオフィス勤務時代に経験した労働環境を再現したんです」とバートン監督の経験が映像に活かされていることを監督自ら明かしている。