ディズニー/ピクサーのアニメーション映画「インサイド・ヘッド2」が、北米などのディズニープラスでの配信開始からわずか5日間で世界3050万回の視聴を記録したと、ディズニーが発表した。同社によると、2024年のディズニープラスにおける映画配信で最高の数字となり、21年に公開されたウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの「ミラベルと魔法だらけの家」以来、最も成功した劇場公開映画のストリーミング配信となった。
「インサイド・ヘッド2」は、EMEA(欧州、中東、アフリカ)地域とラテンアメリカ地域では、ディズニープラス史上最高のオープニング視聴回数を達成。また、続編への期待から、15年公開の前作「インサイド・ヘッド」の視聴回数も1億2100万回を超え、同シリーズ全体の人気を示している。
「インサイド・ヘッド2」は、思春期を迎えた主人公ライリーの頭の中で繰り広げられる物語だ。ヨロコビやカナシミといったおなじみの感情キャラクターに加え、シンパイやイイナーなど新たな感情が登場し、複雑化する思春期の心情を巧みに描き出している。ケルシー・マン監督が初めてメガホンを取り、前作のピート・ドクター監督は製作総指揮を務めた。
同作は世界累計興収16億9000万ドルという大ヒットを記録。アニメ史上No.1であり、歴代興行ランキングでも8位という偉業を達成している。今後、ディズニープラスでも再生回数の記録を更新していくことになりそうだ。