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マシュー・ペリーさん急死事件  3人目の被告が有罪認める

映画.com 2024年10月5日 8時0分

 人気ドラマ「フレンズ」のチャンドラー役で知られる俳優マシュー・ペリーさんの死因をめぐる捜査で、新たな進展があった。ペリーさんの死に関連して起訴された5人のうち、3人目となる被告が有罪を認めたと米エンターテインメント・ウィークリーが報じている。
サンディエゴの医師マーク・チャベス被告は10月2日、ロサンゼルス連邦裁判所でケタミン配布共謀の罪を認めた。チャベス被告は最大10年の禁錮刑に直面する可能性があり、判決は2025年4月2日に言い渡される見通しだ。

 ペリーさんは昨年10月28日、ロサンゼルスの自宅ジャグジーで亡くなっているのが発見された。54歳だった。検視の結果、死因は「ケタミンの急性作用」と判明。ケタミンは医療用麻酔薬だが、違法な娯楽用薬物としても乱用される。

 検察によると、ケタミンクリニックを運営していたチャベス被告は、共犯者のサルバドール・プラセンシア医師にケタミンの舌下剤を販売。プラセンシア医師は、ペリーさんの知人とアシスタントを通じて薬物を俳優に渡していたとされる。

 チャベス被告に先立ち、ペリーさんのアシスタントだったケネス・イワマサ被告と知人のエリック・フレミング被告も既に有罪を認めている。残る2人の被告人、プラセンシア医師と「ケタミンの女王」と呼ばれるジャスビーン・サンガ被告の裁判は、25年年3月4日に始まる予定だ。

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