「スマホを落としただけなのに 最終章 ファイナル ハッキング ゲーム」(11月1日公開)の公開を記念して、第1作「スマホを落としただけなのに(2018)」が10月12日深夜2時28分から、第2作「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」が10月23日深夜2時5分からTBSで放送されることが決定した。最新作の見どころを紹介する特別番組も10月27日に放送予定(放送時間調整中)。
本シリーズは、スマホを落としたことで連続殺人鬼に命を狙われるヒロインを描いミステリー映画。第1作「スマホを落としただけなのに(2018)」は、現代におけるネット社会への警告と、予想を裏切るストーリー展開が話題を呼び、大ヒットを記録。20年には続編「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」が公開された。
最新作で主演を務めるのは、本シリーズで連続殺人鬼・浦野を演じた成田凌。この役で第42回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど、本シリーズは成田にとって代表作の1つになっている。
人の心を操る天才的ブラックハッカーでもある連続殺人鬼の浦野は、刑事の加賀谷(千葉雄大)に一度は捕まったものの、刑務所内からサイバー攻撃を計画して、警察内の混乱に乗じて姿を消す。平穏な日々が続く中、突如として日本政府に大規模なサイバーテロ攻撃が再び仕掛けられるが、その発信元は韓国・ソウルだった。
1目の北川景子、2作目の白石麻衣に続いてヒロインを演じるのは、日韓合同アイドルグループ「IZ*ONE(アイズワン)」でリーダーを務めていたクォン・ウンビ。前作で浦野を追い詰めた刑事・加賀谷役で千葉雄大も続投し、国境を越えた戦いが再び繰り広げられる。
成田は過去2作の放送決定を受け、「浦野という2018年から演じてきた大好きな役です。役ですからね、私ごと嫌いにならないでください」「この間喫茶店で横の女子高生たちが、あれ観てから成田凌苦手、わかるーと盛り上がっていました。こそっと店を後にしました。でも、役者冥利に尽きる、とはこういうことだと喜んでおきます」とコメントを寄せた。
成田のコメントと、番組情報は以下の通り。
【成田凌】
映画「スマホを落としただけなのに 最終章 ファイナル ハッキング ゲーム」の公開を記念して、1と2が地上波で放送されることになりました。素直に嬉しいです。
浦野という2018年から演じてきた大好きな役です。
役ですからね、私ごと嫌いにならないでください。
よく言われます。
スマホの映画を観てからすごく苦手ですとかトラウマですとか、こっちみないでとか、散々です。
この間喫茶店で横の女子高生たちが、あれ観てから成田凌苦手、わかるーと盛り上がっていました。こそっと店を後にしました。
でも、役者冥利に尽きる、とはこういうことだと喜んでおきます。
まず観てくれてありがとうございます、です。
1と2を観たけど、最終章を観に行く前に見直してみるもよし、スマホシリーズをまだ見たことない方、ぜひ。
「スマホ最終章」は、11月1日公開です。
もう一度言わせてください、役ですからね!
◆「スマホを落としただけなのに」
放送日時:10月12日(土)深夜2時28分~4時28分(※一部地域を除く)
<出演>
北川景子、千葉雄大、バカリズム、要潤、高橋メアリージュン、筧美和子、 桜井ユキ、北村匠海、原田泰造、成田凌、田中圭
<スタッフ>
監督:中田秀夫 (「リング」)
脚本:大石哲也 (「デスノート」)
原作:志駕晃「スマホを落としただけなのに」(宝島社文庫)
<あらすじ>
彼氏の富田(田中圭)に電話をかけた麻美(北川景子)は、スマホから聞こえてくる聞き覚えのない男の声に言葉を失う。落ちていた富田のスマホをたまたま拾ったという男からスマホが無事に戻ってきて安堵する麻美だが、その日を境に不可解な出来事が起こるようになる。身に覚えのないクレジットカードの請求や、SNSで繋がっているだけの男からのネットストーキング。
麻美はネットセキュリティ会社に勤める浦野(成田凌)にスマホの安全対策を設定してもらうが、その晩、何者かにアカウントを乗っ取られ、誰にも見られたくなかった写真がSNSにアップされてしまう。時を同じくして、人里離れた山中で次々と若い女性の遺体が見つかり、刑事の加賀谷(千葉雄大)は犯人が長い黒髪の女性ばかりを狙っていたことに気付く。
◆「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」
放送日時:10月23日(水)深夜2時5分~4時5分(※一部地域を除く)
<出演>
千葉雄大、白石麻衣、鈴木拡樹、音尾琢真、江口のりこ、奈緒、飯尾和樹(ずん)、
高橋ユウ、ko-dai(Sonar Pocket)、平子祐希(アルコ&ピース)、谷川りさこ、
アキラ100%、今田美桜(友情出演)、田中哲司、北川景子(特別出演)、
田中圭(特別出演)、原田泰造(特別出演)、成田凌、井浦新
<スタッフ
監督:中田秀夫 (「リング」)
脚本:大石哲也 (「デスノート」)
原作:志駕晃「スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼」(宝島社文庫)
<あらすじ>
長い黒髪の女性ばかりを狙った連続殺人事件。事件を追っていた刑事の加賀谷(千葉雄大)が連続殺人鬼の浦野(成田凌)を捕まえて事件は幕を閉じた。しかし、犯人を捕まえたにもかかわらず、同じ殺人現場から若い女性の遺体が次々と発見される。捜査が混迷を極める中、加賀谷は最後の手段として、囚われの殺人鬼・浦野への面会を申し込む。
刑務所で自由を奪われた浦野は、かつて自分にネット犯罪の全てを教えた謎の人物「M」の存在を明かし、自分ならMに近づくことができると加賀谷にささやく。仕方なく浦野と手を組むことにした加賀谷だったが、恋人の美乃里(白石麻衣)が謎の男に狙われていることに気が付く。