ホアキン・フェニックスが主演を務めた「ジョーカー」の続編「ジョーカー フォリ・ア・ドゥ」が、77の国と地域でオープニングNo.1スタートを切り、全世界で興行収入1億2千万ドルを突破した。全米のレビューと新映像で構成されたレビュー予告が披露された。
孤独だが心優しかった男が、歪んだ社会の狭間で“悪のカリスマ”に変貌していく衝撃のドラマを描いた「ジョーカー」（19）は、第76回ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞し、第92回アカデミー賞で最多11部門ノミネート、フェニックスが主演男優賞の栄冠に輝いた。
前作から2年後が舞台となる今作では、社会への反逆者・民衆の代弁者として祭り上げられたジョーカーの暴走が加速。ジョーカーの狂乱がレディー・ガガ演じる謎の女性リーや民衆へと伝播していき、世界を巻き込む世紀のショーが幕を開ける。
ジョーカーの物語が“完結”を迎えるとあって、世界中で大きな話題となった本作は、公開直後から世界中で様々な感想や考察が飛び交い、賛否真っ二つ状態。ファンたちによる考察も過熱している。
新たな映像は、リーがジョーカーに「外を見て。世界があなたに注目してる」と話しかけるシーンでスタート。ガガがフランク・シナトラの名曲をカバーした「That's Life」が流れる中、リーをはじめ多くの観衆に望まれて“1人ではなくなった”ジョーカーが完全体となっていく様子が描かれる。そして、「まったく新たな映像体験」「天才的発明」「型破り」「完璧」「震えた」などのレビューとともに、ジョーカーの躍動が映し出されていく。
法廷で「君らしくない」となだめるかつての友に、ジョーカーは「俺らしくない？ 本当に？ まあ本当の“俺”が誰か分かる訳ないか」と吐き捨てる。ジョーカーは一体何者なのか？ ジョーカーになった男のその後に期待が高まる。
「ジョーカー フォリ・ア・ドゥ」は10月11日公開。Dolby Cinema、ScreenX、4D、ULTRA 4DX、IMAXでも上映される。PG12指定。