「ラーヤと龍の王国」「クレイジー・リッチ!」の脚本家アデル・リムが、アン・ハサウェイの出世作として知られるディズニー映画「プリティ・プリンセス」シリーズの第3弾で監督を務めることが決定した。
米Deadlineによれば、リムは米ライオンズゲートの2023年のR指定コメディ「Joy Ride(原題)」(アシュリー・パーク、ステファニー・スー主演)で監督デビューを飾っており、「プリティ・プリンセス3(原題)」が長編監督第2作目となる。
2016年に死去したゲイリー・マーシャル監督の「プリティ・プリンセス」(2001)は、米作家メグ・キャボットの小説「プリンセス・ダイアリー」シリーズをもとに、アメリカ人のさえない女子高生ミア(ハサウェイ)が、ある王国の唯一の王位継承者であることが判明し、祖母であるクラリス女王(ジュリー・アンドリュース)からプリンセスになるためのレッスンを受けて美しく成長していく姿を描いたロマンティックコメディ。マーシャル監督の続編「プリティ・プリンセス2 ロイヤル・ウェディング」(2004)と合わせて世界興行収入3億ドルの大ヒットを記録した。
ハサウェイはこのほどSNSで、リム監督による第3弾に主演することを発表。「プリティ・プリンセス3(原題)」は、「ネクスト・ドリーム ふたりで叶える夢」のフローラ・グリーソンが脚本を執筆し、過去2作品で製作を務めたデブラ・マーティン・チェイスがプロデュースを手がける。