大ヒットディズニー映画の続編「モアナと伝説の海2」の日本版予告編(https://youtu.be/ldy9F2eaDmI)とポスターが公開された。映像では、モアナが歌い、物語の鍵を握る新曲「ビヨンド(原題)」が初めて披露された。
第89回アカデミー賞をはじめ数々の映画賞にノミネートされた「モアナと伝説の海」。壮大で美しい海が広がる、楽園のような島々で語り継がれる神秘的な伝説をもとに、海と特別な絆をもつ少女モアナが、傷付き悩みながらも、自分の進むべき道を見つけるため冒険に出る物語を紡いだ。日本では2017年に公開され、観客動員数423万人、最終興行収入51億6000万円を超える大ヒットを記録。全世界で“モアナブーム”を巻き起こした楽曲「どこまでも ~How Far I'll Go~」も注目を浴びた。
続編では、前作から3年後、妹シメアが生まれ、少し大人へと成長したモアナは、愛する家族と島の仲間たちとともに暮らしていた。ある日、「かつて人々は海でつながっていたが、人間を憎む神によって引き裂かれた。海の果てにある島に辿り着けば呪いは解け、世界は再びひとつになる」という伝説を知る。
モアナは人々の引き裂かれた絆を取り戻すため、航海に出ようとするが、それは生きては帰れないかもしれないほどの危険に満ちた冒険だった。やがて愛する人たちを守るため、「私が、やらなきゃ」と決意し、果てしない旅へ踏み出すモアナ。前作で相棒となった半神半人のマウイに背中を押され、さらには良き理解者で心の支えとなっているタラおばあちゃんから勇気をもらい、モアナは冒険へと出かける。
予告編では、先日特報で披露された劇中歌「ウィー・アー・バック(原題)」に続き、モアナがソロで歌う楽曲「ビヨンド(原題)」が流れている。ディズニーヒロインのソロ曲といえば、「リトル・マーメイド」の「パート・オブ・ユア・ワールド」、「塔の上のラプンツェル」の「自由への扉」、「ウィッシュ」の「ウィッシュ~この願い~」など、彼女たちの抱える悩みや希望を歌い上げる、作品の看板ともいえる重要な楽曲だ。
「ビヨンド(原題)」は、危険な航海を前に、「自分が選んだ道によって、二度と大切な人に会えなかったり、築き上げてきた大切なものを失ったりするかもしれない」と葛藤しながらも踏み出そうとするモアナの姿に、「自分を信じて進むかぎり、この世界に間違った道なんてない だから、越えてゆこう どんな迷いも、葛藤も」というメッセージが込められた楽曲だ。
同曲を手がけたのは、第64回グラミー賞の最優秀ミュージカル・シアター・アルバム賞で、同部門最年少受賞を果たしたアビゲイル・バーロウとエミリー・ベアーという若き才能あふれるミュージシャン。なおベアーは、東京ディズニーシーで現在行われているナイトショー「ビリーヴ!~シー・オブ・ドリームス~」のテーマソングも担当している。
ポスターでは、モアナ、マウイ、ニワトリのヘイヘイ、泣き虫のブタのプアというおなじみのメンバーを活写。さらに、個性豊かな新たな仲間たちの姿も写し出されている。
「モアナと伝説の海2」では、前作にストーリーアーティストとして参加したデイブ・デリック・Jr.が、長編アニメ初監督に挑む。11月27日に全米公開され、12月6日に日本公開される。