ジェームズ・ディーン主演の映画でも有名なジョン・スタインベックの小説「エデンの東」をNetflixがドラマ化する新作に、マイク・ファイスト(「チャレンジャーズ」)が出演することがわかった。米Deadlineによれば、本作は「ルビー・スパークス」「ワイルドライフ」のゾーイ・カザンが脚本と制作総指揮を務め、フローレンス・ピューとクリストファー・アボットの出演が決定している。
1955年の映画「エデンの東」は、1917年の米カリフォルニア北部の町サリナスを舞台に、孤独な青年キャル・トラスクの苦悩や家族との確執を描いた青春ドラマ。ゾーイ・カザンの祖父である名匠エリア・カザンが監督し、ジェームズ・ディーンが初主演を飾って一躍人気スターとなった。
Netflixによる新ドラマは、心の傷と回復、愛と裏切り、責任と自由という原作のテーマを掘り下げ、時代に抑圧されながら生きるトラスク家の家族の姿を描く、7話構成のリミテッドシリーズになるという。ピューが、悪女として知られるキャシー・エイムズ役で主演。アボットがアダム・トラスク役、ファイストがアダムの異母弟チャールズ・トラスク役を演じると見られている。
アノニマス・コンテントとフィフス・シーズンが共同プロデュース。ガース・デイビス(「LION ライオン 25年目のただいま」)が第1~4話の監督と制作総指揮を務め、ロール・ドゥ・クレルモン=トネール(「ムスタング」)も監督・制作総指揮として参加する。