「日本侠客伝」シリーズ、「仁義なき戦い」シリーズなどで知られる名脚本家・笠原和夫が1964年に執筆した幻のプロットを、「孤狼の血」シリーズのチームが再結集し、山田孝之と仲野太賀主演、白石和彌監督が映画化する「十一人の賊軍」。本作にNetflix「極悪女王」で話題を集めるゆりやんレトリィバァの出演と、主演の山田と仲野をはじめ13人のキャラクタービジュアルが発表された。
1868年、「鳥羽・伏見の戦い」を皮切りに、15代将軍・徳川慶喜を擁する「旧幕府軍」と、薩摩藩・長州藩を中心とする「新政府軍=官軍」で争われた戊辰戦争。新発田藩で繰り広げられた歴史的事件・奥羽越列藩同盟軍への裏切り=旧幕府軍への裏切りのエピソードをもとに、捕らえられていた罪人たちが決死隊として砦を守る任に就く様を描く。
ゆりやんレトリィバァは、本作の監督を務めた白石和彌とのタッグ作Netflix「極悪女王」で主演し、ダンプ松本役で大絶賛されている。さらには今年のカンヌ国際映画祭では本作のプロデューサーである紀伊宗之率いるK2 Picturesとのタッグにより、映画監督にも挑戦する予定だ。本作「十一人の賊軍」では新発田の村娘役で出演。戦で疲弊する兵士たちに明るくおにぎりを配る、極悪女王で見せた強烈なヒール役とは真逆の役柄に挑戦する。
また、キャラクタービジュアルは、決死隊メンバー(=賊軍)である政(山田孝之)と鷲尾兵士郎(仲野太賀)、赤丹(尾上右近)、なつ(鞘師里保)、ノロ(佐久本宝)、引導(千原せいじ)、おろしや(岡山天音)、三途(松浦祐也)、二枚目(⼀ノ瀬颯)、辻斬(小柳亮太)、爺っつぁん(本山力)ら11名と罪人たちの運命と深く関わりを持つ登場人物である山縣狂介(玉木宏)、溝口内匠(阿部サダヲ)ら13名のインパクトあるビジュアル。右側に各キャラクターの顔の半分が配置され、もう半分に本予告で主人公・政が強烈な表情と振り絞るような叫び声で話題となったセリフ「くたばりやがれぇぇ」と共に、各キャラクターの心情溢れるセリフたちが刻まれている。
映画は11月1日公開。公開初日は丸の内TOEIでの15:00の回上映後に、舞台挨拶が予定され、メインキャストのフルメンバーと白石和彌監督が登壇する。初日舞台挨拶付き上映は、「チケットぴあ」のみでの販売(2,200円税込)。先行抽選販売「プレリザーブ」受付中。
▼ゆりやんレトリィバァコメント
「十一人の賊軍」おもしろすぎます!!!!
1秒1秒が見逃せなくて、笑って泣いて手に汗握っている間にあっという間に終わってしまいました。観た人誰しも十二人目の賊軍になりたくなるはずです!!!
私も実はおむすびを運ぶ娘役で出させて頂き、うれしすぎました!「一人のおむすび軍」(?)
私の師匠・コロコロチキチキペッパーズナダルさんが未だかつてみせたことがないかっこいい姿にもご注目ください。
地球人全員白石和彌監督に一生ついていきます!