米パラマウント・ピクチャーズがスティーブン・キングの小説「バトルランナー」をリブートする新作に、ケイティ・オブライアンが出演することがわかった。本作はエドガー・ライトが監督、グレン・パウエルが主演する。
「アントマン＆ワスプ クアントマニア」「マンダロリアン」などに出演してきたオブライアンは、クリステン・スチュワートの相手役を演じたA24のレズビアンスリラー「Love Lies Bleeding（原題）」が今年サンダンス映画祭で上映され注目を集めた。パウエルとは「ツイスターズ」で共演しており、新作としてトム・クルーズ主演「ミッション：インポッシブル8（仮題）」も控えている。
「バトルランナー」は、1982年にキングがリチャード・バックマン名義で発表したSFサスペンス小説。全体主義国家と化した2025年のアメリカを舞台に、重病に冒された娘の治療費を捻出するため視聴率No.1の殺人ゲームショー「ランニング・マン」に出演した男、ベン・リチャードのサバイバル劇を描いている。1987年にポール・マイケル・グレイザー監督、アーノルド・シュワルツェネッガー主演の「バトルランナー」として映画化されたが、ライト監督のリブート版は同映画より原作に忠実な内容になるようだ。
米ハリウッド・レポーターによれば、新作はパウエルが主人公の男を、オブライアンがゲーム番組の出場者の一人を演じるという。脚本はライト監督とマイケル・バコール（「スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団」）が共同で執筆。ライト監督、ナイラ・パーク、サイモン・キンバーグがプロデュースし、2025年11月21日全米公開の予定となっている。