萩原利久が主演し、河合優実がヒロインを務める「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」の初映像となる特報2種、「セレンディピティ編」(https://youtu.be/K8FbFFfs0VE)と「惹かれ合うふたり編」(https://youtu.be/ETRST6AwRTs)が披露された。あわせて追加キャストとして、伊東蒼と黒崎煌代が出演することが発表された。
原作は、「ジャルジャル」の福徳秀介が20年に小説家デビューを果たした恋愛小説。「勝手にふるえてろ」「私をくいとめて」やNHKドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」などを手掛けた大九明子が監督と脚本を務めた。
主人公は、冴えない毎日を送る大学生の小西徹(萩原)。学内唯一の友人・山根や銭湯のバイト仲間・さっちゃんとは、他愛もないことでふざけあう日々。ある日の授業終わり、お団子頭の桜田花(河合)の凛々しい姿に目を奪われ、思い切って声をかけると、偶然が重なり急速に意気投合する。会話が尽きない中、「毎日楽しいって思いたい。今日の空が一番好き、って思いたい」と桜田が何気なく口にした言葉が胸に刺さる。その言葉は、奇しくも半年前に亡くなった祖母の言葉と同じだった。そんな矢先、運命を変える衝撃の出来事が二人を襲う。
主人公・小西のバイト仲間・さっちゃん役を演じるのは、「湯を沸かすほどの熱い愛」(16)で注目され、宮藤官九郎がオリジナル脚本を手掛けた連続ドラマ「新宿野戦病院」など話題作に出演する伊東。「映画をみてくださる皆さんにも愛されるように、大切に演じました。通学で通った街、大好きな地元で撮影することができて常に胸がいっぱいでした」と振り返った。
小西の唯一の友人・山根役は、「さよならほやマン」(23)で鮮烈な印象を残した黒崎。「この映画が持つ独特な雰囲気とテンポ感と色合いと物語がとても美しくスクリーンに投影されていて、最高な映画です」とコメントを寄せた。
特報「セレンディピティ編」は、萩原扮する小西の「今日の空はどうですか?」というセリフからスタート。桜田に出会ったことで小西の毎日は輝きだし、楽しそうに笑い合う2人の姿が描かれる。しかし、「ずっと、なんてない。」という言葉とともに雨に打たれる小西の後ろ姿で終わる。一方、特報「惹かれ合うふたり」編では、電車内で見つめ合う様子や、お互いに別れ難そうな“ふたりだけの時間”が映し出され、恋の行方が気になる映像となっている。
「今日の空が一番好き、とまだ言えない僕は」は、2025年4月にテアトル新宿ほかで全国ロードショー。11月1日に第37回東京国際映画祭で行われる上映には、萩原、河合、伊東、黒崎、大九監督が登壇予定。チケットは10月19日から発売。ムビチケは10月18日より発売開始される。
伊東と黒崎のコメント全文は以下の通り。
【伊東蒼(さっちゃん役)】
原作を読んで、さっちゃんには文章でも伝わってくるほどのエネルギーと素直さとまっすぐさがあって、それでいて少し臆病で、とても愛おしい人という印象を受けました。さっちゃんが大好きです。
映画をみてくださる皆さんにも愛されるように、大切に演じました。
通学で通った街、大好きな地元で撮影することができて常に胸がいっぱいでした。
落ち込んだ時に思い出したい、温かい言葉が沢山詰まっている原作を読んで、公開をお待ちいただけたらと思います! 是非劇場でご覧ください。
【黒崎煌代(山根役)】
山根役を演じさせていただきました、黒崎煌代です。
山根は「山根弁」という独自の方言を所有している男です。
監督と相談して発音を決めていきました。耳に残るといいな、山根弁。笑
この映画を観た時の感想は、斬新!でした。この映画が持つ独特な雰囲気とテンポ感と色合いと物語がとても美しくスクリーンに投影されていて、最高な映画です。
「音」に特化した映画なので、ぜひ映画館で見て欲しいです!