劇場アニメ「ベルサイユのばら」の追加キャストが発表され、武内駿輔、江口拓也、入野自由の出演が明らかになった。
3人が演じるのは、主人公のオスカル・フランソワ・ド・ジャルジェに影響を与えた人物たち。武内は、フランス衛兵隊のアラン・ド・ソワソン役、江口はオスカルが近衛隊隊長を務めていたときに副官だったフローリアン・ド・ジェローデル役、入野はパリの新聞記者ベルナール・シャトレ役を演じる。
同作は、池田理代子氏による名作漫画が原作。フランス革命の時代を舞台に、男装の麗人オスカル、隣国オーストリアから嫁いできた純真無垢な王妃マリー・アントワネットらの愛と人生を描いた作品。1979~80年に東京ムービー新社(現トムス・エンタテインメント)制作でテレビアニメ化されている。このたびの新作劇場アニメではアニメーション制作を「呪術廻戦」のMAPPA、監督を「歌舞伎町シャーロック」の吉村愛が担当。オスカル役を沢城みゆき、アントワネット役を平野綾、アンドレ役を豊永利行、フェルゼン役を加藤和樹が務める。
「ベルサイユのばら」は、2025年1月31日全国公開。武内、江口、入野からのコメント全文は以下のとおり。
【武内駿輔(アラン・ド・ソワソン)】
今回再び新作のアニメーションが作られ、しかもそこに歌による演出もある作品という事で、楽しみな気持ちでいっぱいになりました。
以前旅行でベルサイユ宮殿に足を運んだことがあったので、その時肌で感じた事や、香り、時代背景、それを上手くアランに落とし込むように収録致しました。
令和ならではの取り組みで生み出される、新たなベルばらの魅力に乞うご期待下さいませ。
【江口拓也(フローリアン・ド・ジェローデル)】
歴史ある「ベルサイユのばら」という作品に関わらせていただき、光栄に思います!
僕が担当するジェローデルは、葛藤のなかでどんな選択をするか、大切に演じました。よろしくお願いいたします。
【入野自由(ベルナール・シャトレ)】
ベルナール役の入野自由です。
歴史あるこの作品の一部になれることをとても光栄に思っています。
歌による演出を盛り込んだアニメという形で制作されること自体が珍しい事だと思います。
貧困に苦しむ市⺠を牽引し、革命に身を投じるベルナールの闘志を感じていただけたら嬉しいです。
新しいかたちでの「ベルばら」を楽しみにしていてください!