米倉涼子が主演を務める人気ドラマを映画化した「劇場版ドクターX」の新キャスト3人が発表された。医学生時代の大門未知子役で八木莉可子が出演し、どのような医学生時代を過ごしていたのか、ルーツが初めて明らかになる。
2012年10月より7シリーズに渡りテレビ朝日系列で放送されていた「ドクターX」は、大学病院の医局に属さず、怪しい名医紹介所に所属しながら、様々な病院を渡り歩いている、孤高のフリーランスの外科医・大門未知子の活躍を描いた医療ドラマ。先日行われた完成報告会見では、米倉より本作が「FINAL」ということが発表された。
主演の米倉をはじめ、田中圭、内田有紀、今田美桜、勝村政信、鈴木浩介、遠藤憲一、岸部一徳、先日亡くなった西田敏行さんらレギュラーメンバーが集結するほか、染谷将太、西畑大吾(なにわ男子)、綾野剛も出演。脚本に中園ミホ、監督にテレビ朝日の田村直己と、ドラマシリーズをけん引してきた最強の布陣で集大成を迎える。
八木は「昔からずっと大門先生は今のような強さを持っていたのか、今の大門先生が生まれるまでに何があったのか、大門未知子の知られざる過去が今回明かされるので、ぜひそこにも注目していただけると嬉しいです」とコメントを寄せた。
そのほか、ドラマ第1シリーズで帝都医科大学第三病院の院長を務めており、蛭間重勝(西田)の前の院長として、視聴者から多くの支持を集めていた毒島隆之介役の伊東四朗も劇場版にカムバック。第3シリーズ以来となる「ドクターX」への出演となり、未知子の知られざる過去を初めて明かす。
ドラマ第1シリーズから、ナレーションとして「ドクターX」チームと12年間共に歩んできた田口トモロヲもついに劇場版に登場。神津比呂人の双子の弟で、生まれつき心臓が悪い多可人(染谷将太)の主治医・進藤悠介を演じる。長年ナレーションで「ドクターX」を彩ってきたが、本作がシリーズFINALということで、満を持しての出演となった。
あわせて、幾多の危機を乗り越えてきた未知子と、そして東帝大学病院の面々のこれまでの絆が感じられる姿などを収めた場面写真18枚が披露された。
「劇場版ドクターX」は、12月6日全国公開。キャストコメントは以下の通り。
■八木莉可子(医学生時代の大門未知子役)コメント
大門先生の医学生時代を演じさせていただきます、八木莉可子です。歴史あるドクターXという作品に、まさか自分が大門未知子として医学生時代を演じさせていただけるなんて思ってもいなかったので、お話をいただいた時は驚きと嬉しさでいっぱいでした。
昔からずっと大門先生は今のような強さを持っていたのか、今の大門先生が生まれるまでに何があったのか、大門未知子の知られざる過去が今回明かされるので、ぜひそこにも注目していただけると嬉しいです。
■伊東四朗(毒島隆之介役) コメント
『劇場版ドクターX』
2012年テレビ第1シリーズ毒島院長で出演。すこぶる面白い作品だった。
主演の米倉涼子さんがいい!共演者もいい。撮影現場も楽しかった。
劇場版は出演シーンは少ないがキーポイントとなる役柄。お楽しみに。
そしてお見逃しなく。 伊東四朗
■田口トモロヲ(進藤悠介役) コメント
2012年の第1シリーズから第7シリーズまでの全シリーズのナレーションを務めました。
いつも録音ルームで孤独な作業をしていましたが、今回は録音ルームを飛び出して出演しています。
FINALである映画に出演できたこと、とても光栄に思っています。もちろん、ナレーションも担当しています。最後の「ドクターX」、是非劇場でご覧ください。